#旅と生きる美しさを 写真展、あと6日で終わっちゃうのかぁ…|Special thanks to
のっけからすごく自分勝手なことを言ってしまうのが恥ずかしいのだけれども、できたら一人でも多くのひとに見てもらえたら、嬉しい。と思っている。
私が歩いた世界の色を。美しさを、風を、その時に感じた心の揺れを。
どこかの路地や、どこかの丘の上、誰かの暮らし、追いかけられない背中、時間が経ったらきっと見失ってしまう、知らない香り。
それらを、画面で通して見る世界とは、また違った、質量を持つリアルの世界で。
私は旅をして、どこへでも行ける勇気と覚悟と、自由を手にいれた。
その代わりに手放してしまったものは、「触れるあたたかさ」な気がしてる。
触れる自由は、時に残酷なほどに素晴らしい。「目の前に在る」と信じさせる「触れること」は、きっと人と人との間に在ることだけじゃない。
私の写真には、触れていい。そこに世界の質感はそのままは残っていないかもしれないけれど、海の向こうで私が触った、カケラくらいはもしかしたら残っているかもしれないから。
あと6日で展示が終わって、しまうのかぁ。繰り返してしまうけれど、できたら見にきて、いただけると嬉しいです😊
ふらりと5分だけでもいい。そして、素敵な会場のBOOK LAB TOKYOさんで気になる本を手にとって、美味しいレモネードを飲んだりして、そんで15分くらいでくらりと帰る。
世界は本当に、綺麗で、色鮮やかで、そして広くて、近い。今からタイに行こうと思ったら、飛行機は探せば往復2万円台のものが見つかると思うし、フランス・パリに片道6万円もかけずに飛んだら、そこからイタリアやスペインなんて数千円の世界だし。
私がこないだ行ったメキシコだって、アメリカのロスまで片道4万円で、そこからメキシコシティまで片道2万円くらいで着けた。
ペルーのマチュピチュも、今から10万円くらい払う気でいたら、24時間後には到着できる可能性が高い。24時間後といえば、明日の今。お金の高い、安いの議論は一旦ここでは置かせていただいて。
世界は近くてこんなに綺麗。
小さい頃から写真集を見て、本を読んで育った。田舎の片隅で、ペラリと紙のページを繰りながら、世界に憧れて大人になった。
誰の、写真集かなんて、どの雑誌かなんて、正直そのすべてを正確には覚えてないよ。でも、あの頃いつかの私がちらりと目にしたあの風景が、きっと数年後の私の「旅」を作ってる。
世界一周写真展「#旅と生きる美しさを」10月27日(土)の最終日は、夜17:30〜19:00の時間帯でトークイベントを実施します。そして、それで一区切り。
■インスタ映えの向こう側~写真に切り取りたい旅と言葉で残したい旅|丸山ゴンザレス×伊佐知美
SpacialなThanksたちは、愛溢れる彼・彼女たちにたくさん。
来てくださった方ありがとう。この写真展が終わって、2018年が終わったら。
またもうワンステージ、変えた私になりたいと。
お礼を、心から
■会場をお貸しいただいたBOOK LAB TOKYOさま
■写真現像にご協力くださった、自由が丘のポパイカメラさま
■写真展開催にご協力いただいた、富士フィルム・ウォールデコさま
■メインビジュアルをデザインしてくださった、hoxai graphicsさま
※写真展会期は10/27(土)まで延長となりました
■写真展サポートや、ポストカード、現像データ作成を手伝ってくださったことみさま
■「#旅と生きる美しさを」など展示タイトルを手作りしてくださったアイさま
■設置や告知を一緒になってやってくれた、#旅と写真と文章と合同写真展からお世話になっているクルーのみんな
■会場に足を運んで、メッセージを残してくださっているみなさま
■写真展開催のきっかけをくださった、写真家のtakumi YANOさま
などなど。あと、新潟から父と母が遊びにきてくれました(笑)。
あと6日。27日のイベントも、よければ遊びに来て下さい!
#旅と写真と文章と クルーのみんなの写真もじつはこっそりまだ貼らせてもらっているから、27日の夜に写真たちをはがすの、今から想像しても、ちょっぴりやっぱり、切ないなぁ。
おまけ:先週北海道で撮った、今年の紅葉。