初めてひとり旅に出たあの日
今日、生まれて初めてひとり旅っていいかもと思いました。
もともと何をやるにも怖い私。
20歳の大学生の頃、背伸びしたくて、ドキドキしながらひとり旅に出たことがありました。女子寮のみんなからも冷やかされながら出発しました。
怖かった…。
泊まったのは、北海道の洞爺湖近辺のユースホステル。ユースホステルは、格安の宿で、誰と相部屋になるか分かりません。
着くと、古びた8畳の和室一間で、相部屋になったのは、海外の背の高い綺麗な女性でした。彼女は日本語は全く話せません。私は英語が大の苦手なんですがジェスチャーと、ありとあらゆる単語で話しました。
次の日、近くの有珠山のロープウェイに一緒に乗ることになりました。でも彼女が楽しそうに話しかけるその言葉(英語)が全く理解出来なくて、本当に苦しかった…。大切な日本旅行を楽しませられなくてごめんね。そんな気持ちで悲しくなりました。山を降りる頃は、沈黙が続き、降りたところで別れました。自分を責めました。
その日限り、ひとりでプランを立てて旅をすることは辞めました。
でも今日、ひとりで行きたくなって、思い切って旅に出てみました。(半日ですけどね、私にとっては旅なのです)
気ままに時間が使えて、とっても自由でした。
気持ちいい。
ひとりってどう見られるか気になると思ってましたけど、誰が私のことを気にするかしら?
誰も気にしないよね。
結構いいものです。気まぐれでプランも変更できちゃうし。
50年も気づかなかった。
でも気づいて嬉しい。
気づくって、いつも今が最速だから、いつ気づいても遅くないんです。
たくさん気づきたいですよね。皆さんもあきらめないで下さいね。今が最速だから。
また新たなる気づきにわくわくしている私です。