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43.参加しているという気持ち

それまでの私は全ての活動において消極的でした。係活動もやりたい人がやるものと思っていました。

しかし3年生になると、係は細分化され、全員が何かしらの係に所属しなければなりません。今まではみんなと少し離れたところからお客さん気分でいたけれど、もうそれはできませんでした。

私は「教室かざり係」になりました。係のメンバーと折り紙で鎖を作ったりして装飾に励みました。次にどんなイベントにむけてどんな飾りをしていくか話し合いました。書いたり作ったりすることが好きなので夢中になりました。

賞状係の人たちは、毎日色んな集計から賞状を作るので、帰りの会は毎日表彰式でした。ハンカチを忘れない集計、爪が伸びていない集計、色んな集計を取っていて、盛り上がりました。

帰りの歌係の人たちは、帰りの会に歌いたい歌アンケートをとって、今週の歌を模造紙に書き、クラスみんなでそれを見ながら歌いました。私の書いた「山寺の和尚さん」が採用になった週は嬉しくてムズムズ…。

他にも様々な係があって、係活動の時間が充実していました。少しずつですが、私も学校生活に参加している感じがしました。

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