78.習い事をやめる
小学6年生の時、小2から習っていた習字教室をやめました。
思えば、先生は父の同級生で、突如行くことになった習字教室。教室は、学校が午前で終わる土曜日の午後でした。行きたくなくて、何度も寝たフリしてさぼりました。お母さんからもよく怒られました。昇級判定のある第3土曜日が最も行く気がせず、級もなかなか上がりませんでした。
お習字よりもピアノがいいのにな。
いつもピアノに憧れていました。でもやりたいとか言えませんでした。(高校生になってからやっとピアノを習いたいと言えて習いました^^)
6年生のある日、一緒に習っていたちかちゃんに6年生だからもうお習字やめたいって伝えたら「一緒にやめる手紙を書いて先生に出そう」ということになりました。
2人で、筆ペンを使って渾身の綺麗な文字で手紙を書きました。
「今までどうもありがとうございました。とても丁寧に字が書けるようになりました」
2人でポストに投函して、すっきりしました。何年も憂うつだった土曜日の午後とのお別れ。心晴れやかでした。
この日ちかちゃんちで見た、折り紙で作られた色とりどりのくす玉がとても綺麗で今でも印象的です。