35.くりさがりの引き算
小学生低学年の私は、空想してる間に算数の重要な節目も聞き逃したりしてきました。
あれは算数の引き算で、12-7のように「繰り下がりの引き算」の導入の時間でした。先生が大きな磁石のおはじきを出して教えてくれてましたが、私はいつもの空想中。
「はーい、みなさん分かりましたね、では計算してみましょう」
が〜ん!大事なところ聞いてませんでした。目にも入ってませんでした。もう一度、おはじきのところ見せて欲しいです。…でも聞ける勇気はありません。
授業をちゃんと聞いていれば良かったと後悔しました。
繰り下がりの引き算は指を使って計算することにしました。指をいかにも折り曲げるとカッコ悪いから、指を机に押し当ててピアノを弾くみたいにして使うことにしました。
繰り返すと意外とスピードアップしました。