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亜土ちゃんのスケッチブック

水森亜土ちゃんの絵大好き。
女の子がかわいい。動物さんたちもかわいい。愛が溢れてて、ほんわか。心が温かくなります。

亜土ちゃんの絵は思い出があります。
私が小学一年生の時(70年代後半ですね)、クラスの全員にスケッチブックが配られました。表紙は色々あり、先生はあらかじめ児童の名前を書いてあるものを配布してくれました。
みんな歓喜、目がキラキラしました。

どんなスケッチブックがくるかな?

女子のスケッチブックは、大体、少女漫画に出てくるようなキラキラした瞳の女の子が大きく描かれていて赤やピンク、黄色など原色主体な表紙でした。
男子は、ヒーローや乗り物など、青っぽい表紙。

わくわくしました。
ちょうど席を立っている間に、机の上に置かれました。

あれ?私のだけ、みんなと雰囲気が違う…。

ベージュ地に、真ん中の大きな木の周りにかわいい動物さんたちが沢山笑って立ってる絵でした。
一瞬、うゎかわいい♡って思ったけど、みんなのと随分雰囲気が違っていたので、なぜ私にこのスケッチブックが配られたのかモヤモヤしてしまいました。クラス中のスケッチブックを見たけれど、どれひとつ私と同じ雰囲気のはありません
でした。
保育園で全く話せずぽつんと苦しかった私は、小学生になって克服したと思ってたのに、やっぱりみんなと何か違うのかな?
一冊のスケッチブックの表紙で、小学一年生の私は色々考えました。

体が弱かったので、よく熱を出して学校を休んでいたのですが、ある時、寝ながら見る教育テレビで、水森亜土ちゃんが透明なガラスに絵を描きながら歌っているのを見ました。
その絵のタッチはあのスケッチブックの絵…。

あったかくてとってもかわいい❤️

人と比べてばかりで、絵をよく見てなかった。
亜土ちゃんの絵、大好き。
私は亜土ちゃんのスケッチブックで、すごくラッキーだったんだとわかりました。


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