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会社勤めの後輩女子へ。ワーキングマザーになるまで、誰も教えてくれなかったこと 〜お金編〜
こんにちは。もうすぐワーママ(ワーキングマザー)3年目に突入します。とみーです。
不定期に、会社勤めをしている女の子たち(含:今春から会社勤めを始める予定の女の子たち)に知っておいてほしいことを書こうと思います。
テーマは、「ワーキングマザーになるまで、誰も教えてくれなかったこと」。今回はお金編です!
1・産休中のお給料について
「来月から4ヶ月、お給料無いから。大丈夫。5ヶ月目に、それまでの5〜7割はちゃんと支払うからさ」。
突然ですが、こんなことを会社から言われたらどうしますか?
ブラック企業の発言ではありません。
会社勤めの女性が産休育休に入る時に、かなりの高確率で会社から(婉曲的に)言われることなんです。
会社勤めのみなさん、毎月決まった日にお給料が入りますよね?
産休中は、会社勤めであっても、それが崩れる人が結構います。
フリーランスの人や、出産を機に退職する人であれば、働けない間のお金問題についてしっかり考えているでしょう。
私は産休に入ってから「4ヶ月間」、入ってくるお金がゼロでした…!!
産休育休中の給与については、
「企業が出す」場合と、「給料の5~7割に相当する手当金や給付金を、健康保険や雇用保険が出してくれる」場合に分けられます。
前者はかなり稀(これをしてくれる会社にお勤めの方は本当に羨ましい…)。基本は後者です。
この後者。「産後56日経過してから」申請し、申請後1〜2ヶ月でお金が振り込まれます。
…わかりますか?
産後56日+1〜2ヶ月。つまり、ほぼ3〜4ヶ月。
その間、入ってくるお金はゼロです。
私の場合、7月半ばに産休に入り、まずは7月末にお給料(6月に働いた分)が振り込まれました。
8月に無事出産。
そして、給付金が下りたのは…11月末!
8〜11月半ばまで、入ってきたお金はゼロ。
「あれも要る、これも要る!」
「お祝いたくさん貰っちゃったから、お礼しないと!」
お金がどんどんなくなっていくこの時期に、入ってくるお金はゼロ!!
一番の問題は、この恐ろしい事態になることを知ったのが、産休に入る直前だったこと。
産後半年くらい経って先輩ワーママにこの話をしたところ、「あー、我が家も大変だった〜!」と笑っていらっしゃいました。
後輩女子に、いきなり「産休中はお金がなかなかもらえないよ」なんて話す機会はほぼ無い。
妊娠して、産休を取ることになって。そうして初めて知ることなんだと思います。
もっと早くに知っていたら、我が家の家計管理も変わっていたと思います。
共働き世帯の給与管理のスタイルで、「家賃や光熱費を出す担当を決め、後はお互い好きなように使う」という方式を取られている家庭も多いんじゃないでしょうか。
いろんな家計管理のスタイルがあるかと思います。もしも夫婦でお財布を別にしており、そんなあなたが妊娠出産をされるなら、「産休育休に入る前に、最低でも給料5ヶ月分(多いに越したことはない)の貯金をしておかないと心臓に悪い」と言うことだけでも知っておいてくださいね…!!
2・復職後のお金について
こちらは本当にお勤めの会社によりけりですが、私がお伝えしたいのは「復職時の給与確認、大切!」ということ。
時短勤務による復職を希望していた私は、「8時間働いていたのを6時間勤務にするんだから、お給料は今までの4分の3になるのかぁ…。まぁ、なんとかなるか!」と考えていました。
が、実際に人事部から郵送された「復職後の勤務条件」書類を見て、給与が思っていた額よりかなり低いことを知ります。
「4分の3」どころの騒ぎじゃない!この金額、新入社員より低いやないかーい!!(思わず関西弁)
その書類によると、我が社は時短勤務を取得すると職務による諸々の手当が消滅するらしい。
だから、「昔のトータル給与(基本給+諸手当)×3/4」ではなく、「昔の基本給×3/4」が私の復職後のお給料になるとのこと。
私の失敗は、自分の復職後の給与を自分に都合よく解釈していたこと。そして、復職面談では、上司と「復帰したらどんな仕事をするか」の話ばかりして、給与等の条件の確認をしなかったこと。
これから復職面談に臨まれる後輩女子の皆さん。お金の話を真正面からするのが苦手な人も多いかと思いますが、給与の確認はしっかりとしましょう…!
後日談として。
公開されている就業規則にも「手当消滅」の件は明示されておらず、納得がいかなかった私は社長に現状を直訴しました(中小企業のメリットですね)。
社長は諸々の改革を進めておられ、今回の件について改善のお約束をしてくださいました(手当のあり方について、男女関わらず様々な意見が寄せられていたらしい)。
翌年。新ルールが設けられ、満額ではないものの無事に手当が復活しました!
思った以上に長くなってしまいました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!