俳句のススメ②〜作り方〜
前回は私が考える俳句の魅力について書きました。今回は、「じゃあ、どうやって詠むの?」ということについて書きたいと思います。
おすすめの作り方
俳句には、いろいろな詠み方があります。「俳句、作ったことない!」という方には、「五音の季語」+「詠みたいネタ」の順に配置するのをおすすめします!
詠みたいネタを作る
季語はいったん置いておいて、まずは七五のリズムで、「詠みたいネタ」を詠みます。今日あったことでも、印象深い思い出でも、なんでもOK!
○スマホ忘れて / 待ちぼうけ
○河原の中の / 秘密基地
○今日のご飯は / 僕つくる etc.
こんな感じで、気軽に七・五で作ってみてください。
季語を選ぶ
次に季語を選びます。「五音の季語」はたくさんあります。ただ、慣れないうちはあまり具体的なものではなく、「季節の雰囲気を伝える抽象的なもの」を選ぶと作りやすいと思います。
例えば、
【春】
山笑う / 春惜しむ / 風光る
【夏】
夏の空 / 風薫る / 夕焼け(る)
【秋】
秋うらら / 秋深し / 秋寂し
【冬】
冬来たる / 年惜しむ / 月冴ゆ(る)
特に秋は面白いです。「秋うらら」という明るい語もあれば、「秋寂し」というやや暗い語もあって、真反対の印象を俳句に施すことができます。
さきほどの、
○スマホ忘れて / 待ちぼうけ
を組み合わせてみましょう。
「秋うらら」と「秋寂し」のどちらを組み合わせるかで、真逆の印象になります。
(A)秋うららスマホ忘れて待ちぼうけ
(B)秋寂しスマホ忘れて待ちぼうけ
(A)は、スマホを忘れながらも、のんびり待っている感じがします。
(B)は、手持ち無沙汰で、「スマホが無いと、繋がっていない」感じの寂しさが出るのではないでしょうか。
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いかがでしたか?
俳句を作ったことがないよ!という人も、ぜひ俳句作りにチャレンジしてみてくださいね!
次回は私がよく作る、変わり種の俳句について書こうと思います。
読んでいただき、ありがとうございました!
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