日本語教師の概念を覆す
これからの時代、これまで考えられていた”日本語教師”の役割や仕事の内容、報酬の得かたが大きく変わると思う。
オンラインサービスが普及することで、多くのサービスの価格は下がる。入荷しすぎたキウイ🥝の価格が下がるように、オンライン上に日本語教師が集まりすぎればレッスンの単価は下がる。
みーんな横並びで『日本語を教える』ってことをやっているだけじゃ、価格競争に耐えるしかなくなる。
だから、日本語教師という仕事の概念を変えるしかない。
YouTuber日本語教師
やさにちに関する仕事がメインの日本語教師
漫画日本語専門の日本語教師
日本語教師向けのサービスを提供する日本語教師
日本に移住した外国人のファミリーサポート がメインの日本語教師
難民支援を軸に活動する日本語教師
ポッドキャスターの日本語教師
そうやって、”日本語教師”という自分のレッテルに飾りをつけて、
「え、それも日本語教師なの?」って言われるような異質な存在になれるといいなと思う。
日本語を教える日本語教師として生き残る日本語教師はいる。
きっとそれはもう”日本語を的確にわかりやすく教える”とか”学習者の日本語力を確実に上げる”とか、そういうことが素晴らしく得意な方なんじゃないかと思う。
それが良いとか悪いとかいうことじゃない。それを判断するのは自分だからね。
そういう
”+αの特徴を活かして日本語教師をするひと人”
と
”人並みに日本語を教えて対価を得る働き方をする人”
との間にちょっと違いがあるとすれば、収入に上限があるかないか、特定の層からの圧倒的に支持が得られるかどうかじゃないかな。
つまり
レッスン単価が決まっている限り、自分にこなせるレッスン数=収入の上限
で、日本語力の向上を目指すすべての人がクライアント候補だということ。
個人的には、特定の層にとことん愛されて、応援されて、対価は受け取った側の人に決めてもらうなんてことができたら、自分も楽しいし相手の喜びの深さも違うんじゃないかなと思う。
これまでと同じじゃ、きっと難しい。
あくまでも予想だけど。
これまで考えられていた”日本語教師”を目指すことは、あんまりお勧めしないなぁ。
この人!
って言われるために、自分がどう”日本語教師”の概念を変えるか。
それがこれからの時代を”日本語教師”として生きていくためのヒントになると思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?