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未来の料理体験をいち早く届けるnoteはじめます

はじめまして、クックパッド株式会社 スマートキッチン事業部の住と申します。

クックパッドでは、レシピと機器をつなげるスマートキッチンサービス「OiCy」を2018年5月に発表して、現在様々な家電メーカーさんと共同に研究開発を進めています。

僕自身はOiCy(オイシィ)の事業戦略、広報、対外折衝、各プロジェクトのサポートなど、事業全体の構想に関することを担っています。また、クックパッドアクセラレータ等でベンチャーや新規事業支援などもやっております。

スマートキッチンってそもそもなに?

皆さまはスマートキッチンという言葉を聞いたことがありますか?

キッチン家電またはキッチンの設備がネットに接続し、さまざまなセンサーが追加されたり、AI技術が適用されることにより、先端テクノロジで料理の失敗をなくしたり、よりクオリティの高い料理を出来るようになったり、より自分に合っているレシピを選べるようになる等の様々なサポートしてくれるという領域を指しています。

具体的な例でいうと、今年のCESでSamsungが発表した、中になんの食材が入っているのか庫内カメラで認識をしてレシピをオススメしてくれる冷蔵庫「Family Hub2.0」や、San FranciscoのベンチャーJuneが作っている、食材の温度や今何を焼いているのかを認識して誰もが最適な焼き加減に焼けるオーブン「June Oven」といった、テクノロジを駆使した新しい時代のキッチン家電が登場してきています。

僕らのスマートキッチン事業OiCyについて

OiCyはクックパッドの新規事業のスマートキッチンプラットフォーム名で、Open Integration Cooking with Youの頭文字をとりつつ、「美味しい」とかけて付けた名前です。

僕らのビジョンは

“Cook it yourself”
世界中の一人ひとりに、自分の「おいしい」を自分でつくれる感動を

”スマートキッチン”というと、AIやIoTの力で自動的に料理ができ、最終的にはロボット掃除機のように人が家事労働をしなくても美味しい料理ができるというものをイメージしがちですが、僕らはひとりひとりの自分の「おいしい」というのをあえて掲げています。

誤解しないで欲しいのは、僕らの言う「おいしい」とは、ミシュラン三つ星の一流のシェフが作ったような、世の中でおいしい順位を仮に付けたときに絶対的に上位に来るものではありません。

ある人にとっては自分の身体にとってもっと良いもの
ある人にとっては自分の子供の成長にとって良いもの
ある人にとっては田舎の母の料理を再現したもの
ある人にとっては目の前にある酒にもっと合うもの

僕らの考える「おいしい」とはその人の主観的なものなのです。

その自分にとって「おいしい」を実現するにあたって、色々な制約条件・・・たとえば時間がない、料理に慣れていない、食材が何があるかわからない・・・といった困難にしていることを取り除いて、本当にその人が望む事を実現するお手伝いをする。それが僕らの考えるスマートキッチンなのです。

未来の料理体験をいち早く届けるnote

今回Noteを書くことにしたの理由は、僕らが目指しているビジョンを実現するためには、僕らだけではできないと言うことが大きいです。

このNoteを見て、家電を作ってる方、デザインをしている方、一緒に働きたいと思う方等直接的に僕達と関わって実現する仲間も増えると嬉しいとも思います。もし、気になる事などありましたらコンタクトください!

また、直接一緒に関わらない方々でも、ひとりでも多く料理の未来について一緒に考えてくださる方が増えると嬉しいと思います。

「私こういうの好き」「こういうのあったら、できたらいいのに」ってこのNoteをみて思った方がいらっしゃいましたらぜひお気軽に教えてください!もしかしたら実現できるかもしれません!

今後お届けする内容は、
・スマキチの今がわかる!業界カオスマップ
・スマートキッチン最前線、ドイツ家電見本市IFAレポート
・1週間でプロトを作ってユーザーテストを回す方法
・海外展示会にプロトを持って行くためのノウハウ
・スマキチの祭典 Smart Kitchen Summit Japan 2019 登壇内容&レポート

といった、スマートキッチン最先端のお話しから、僕らの仕事や価値創出のノウハウまで幅広く、だいたい月に1〜2回更新くらいでお話しすることを予定しています。

未来の料理体験をいち早く届けるnote」はじまります。

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