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息子のスポ少野球卒団が見えてきたので振り返ってみた

息子は保育園児の時から、「小学生になったらスポ少野球をやる!!」と決めていた。
小学校入学に入ってすぐに体験に行き、5月には本当に本入団を果たした。
それから、練習は滅多に休むことなく現在に至り、もう卒団も間近になってきた。

うちの団では、6年生は基本的に1月まで。
年明けは自由参加である。

卒団式は3月なので、まだ何ヶ月か在団している訳だが、終わりが見えてきたので、ここでスポ少生活を振り返ってみたいと思う。


スポ少に入ることについて

「スポ少=親が大変」というイメージから、スポ少に子供を入れたがらない、諦める親は一定数いる。
だが、私は特に抵抗はなかった。
私はスポーツをしてこなかったし、夫も野球はやっていないので、親の力では息子に野球を教えることができない。
「息子がやりたいのであれば、やればいい」そんな心持であった。

息子が通う小学校は私の母校でもあるので、入団しようとしていた野球チームは昔から知っている。
私の弟は、このチームのOBでもある。
正直に言えば、無知で「スポ少=親が大変」という知識・情報もあまりなく、「大変なんだろうな」とは考えていなかった(笑)

スポ少活動が大変なのかは、私のブログを参考にしてほしい。

スポ少活動

5年と6ヶ月のスポ少活動を振り返ってみる。

【1~2年の時】

うちの団では土日に活動しているが、2年生までは半日のため特別大変だった記憶はない。
最初のうちこそ、練習の様子を見ていたが、その内仲の良いママさんもできてお喋りに花を咲かせていたり、送迎のみしかしなかったりで私自身は顔を出さない時もあった。

息子は息子で野球が楽しい様子。
楽しいと上達も早く、グングン成長していった。

この頃は球技が全くできない私でも、柔らかいボールでキャッチボールしたり、バッティング練習のためにボールを投げてやることもしていた。
(たま~にね。)

1~2年生は試合に出ることもないので、親の出番も特にない。
さらに丁度新型コロナウィルスの蔓延で活動停止になったり、試合が中止になったりもした。
よって、「スポ少って別に大変じゃないじゃん♪」と思っていた。

【3~4年の時】

3年生になると、練習が1日になった。
まだまだコロナ禍を引きずっていたが、試合なども多少開催されるようになってきた。

当時、団員が少なく、ありがたいことに、3年生の時からCチーム(4年生以下のチーム)やBチーム(5年生以下のチーム)の試合に出させてもらっていた。
Cチームでは内野、Bチームでは外野で出させてもらい、良くも悪くも「バットボーイ」「ボールボーイ」などの下積みを殆ど経験しなかった。
(試合に出られる感謝の心を育むために、下積み経験も積んでほしかったなとは思う)

同行するからには我が子が試合に出ていた方が見応えもあるので、本当にありがたいことだと思っていた。
(私自身は野球そのものに興味はなく、我が子が出ているから応援・観戦していたので)
出させてもらっているからには、試合当番などは率先して手伝うようにしていた。

ちなみに、この頃既に投げるボールが(私には)速すぎてキャッチボールはできなくなっていた。
私の球技のセンスがなさすぎて、野球に関しては相手にもされなくなっていた(笑)

【5年の時】

高学年にもなると、少年野球とは言え迫力が出てくる。
同学年の子達も試合に出るようになったので、1年生の時から一緒にやっていた子たちの成長に感動することも多々あった。

だが、チームとしてはあまり強くなく、公式戦では1回戦で終わることが多かった。

息子はBチームにもAチーム(6年生以下のチーム)にも試合に出させてもらえていたので、結構試合三昧であった。

1日に2試合あると、息子も疲れるが、私も疲れる。
ベンチサポートに入っていたり、座る場所が少ない会場では立っていたりと、試合中、立ちっぱなしだと、まぁまぁヘトヘトになるのは事実。
近くで試合を見られるから、ベンチサポートは悪くない。 

【6年の今】

去年あたりから団員が増え、4年5年から入団した同学年の子も増えた。
日頃の練習の成果なのか、結構実力をつけた子が増え、2~3年前までは弱小チームだったのが、「結構強いチームかもしれない」と思えるチームに成長した。

それ故、1回戦で負けず、次へ進めることも増えてきた。

6年生は一つ一つの試合が最後になるので、本当に感慨深い。
サルみたいにどうしようもなかった子たちが、まともな野球をしている。
感動する。

確かに、高学年にもなれば親の役割も増え、係も責任ある立場につかざるを得なくなり、苦労も増える。
だけど、この6年間の経験は親子共々貴重なものだなぁと感じている。

まとめ

息子のスポ少野球の卒団が見えてきたので、勝手に振り返ってみた。
スポ少活動、確かに「大変」「面倒くさい」と思う瞬間もある。
でも、それを上回る価値ある経験ができたと思っている。

数年前、監督をやっていたあるお父さんが「子供とこんなに関われるのは小学生まで。」と言っていた。
その人の息子さんは中学でも野球を続けているけど、一緒に練習することはほとんどないと話していた。

私の息子も、中学生になっても野球を続けるつもりでいる。
部活にするのか、シニアチームに入るのか考え中だけど、きっと小学生のスポ少ほど密な感じにはならないんだろうなと思っている。

スポ少チームは親の支援で成り立っているから、大変な部分があるのは事実。
また、チームや団の雰囲気やカラーは本当にそれぞれだから、正直当たり外れはあると思う。
一概に「スポ少やった方がいいよ☆」とは言わないけど、身近に良いチームがあったら、経験や思い出は一生の宝になるよと伝えたい。

私は、息子をスポ少野球に入れて良かった。






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