セリーナ・ウィリアムズに学ぶ、結果が出るまで努力する大切さ
こんにちは!
株式会社tomorrowの佐藤友美です。
前回のブログに映画『ドリームプラン』について書きましたが、もう少し書きたいなと思ったので、今回は第2弾を書いていきます!
『ドリームプラン』の中でスポットライトが当たっているのは、
主に父親リチャードと、姉のビーナス・ウィリアムズです。
ウィリアムズ姉妹として今では有名ですが、物語上はビーナスのプロデビューまでが描かれています。
今回はあまり映画の中ではスポットライトを浴びていませんが、前人未踏の偉業を成し遂げたセリーナ・ウィリアムズについて書いていきます!
※ネタバレも含みますのでまだこれから見るぞという方はご注意ください
優秀な姉という共通点
なぜ私がセリーナについて書きたいと思ったかというと、私も2人姉妹の妹で、尊敬する優秀な姉を持っているという共通点があるからです。
私の姉との関係はまさに上司と部下と言えるような関係で、
仲はいいですが、言われたことは「はい!」と答えてすぐにやらなければ…となるような存在です。
現在も外資系企業でバリバリ仕事をするハイスペックな姉です。
幸いなことに両親には常に比較されるようなことはなかったものの、
優秀な姉に対して比較してしまう自分がいたことは確かです。
セリーナにもビーナスという常に比較対象となる姉がいたことは、
モチベーションになることもあれば、複雑な思いを抱いていたかもしれないなと感じました。
腐らずに努力し続ける
映画の中で、幼少期はビーナスとセリーナはいつも一緒で父リチャードの指導を受けます。
3人で楽しみながら練習を続けてきましたが、次のステップとしてプロのコーチのレッスンを受けるため、
リチャードはあらゆる有名なコーチに2人を売り込んでいきます。
貧しい状況でコーチを雇うことはできないので無料でコーチをしてくれる人をようやく見つけましたが、
無料で見てあげるのは姉のビーナスだけ、という条件を突きつけれらます。
そこで、リチャードはコーチがビーナスに指導している所をビデオカメラで録画し、
その内容をそのままセリーナの練習に反映させます。
また、ビーナスが公式戦に出場した際には、セリーナの出場登録はしてもらえなかったため、
自分で出場登録をして大会に出るなど、常にビーナスの後追いでした。
華々しいプロデビューをするビーナスを、家族と一緒にスタンドから応援するも
悔しい気持ちが抑えきれないセリーナの姿を見ると切ない気持ちになります。
アフリカ系アメリカ人がグランドスラムを制覇するのが夢のまた夢という当時の状況から、
一気にスターへの道を駆け上がっていく姉。
試合にすら出られていない状況の中で姉を応援し、ひたむきに練習を続けることは
並みの精神力ではできないのではないかと思います。
自分の目標、未来を見据えて他人の実績や評価を気にすることなく努力し続ける姿勢は見習うべきことがたくさんあると感じました。
父リチャードがかけた言葉
「ビーナスが好きだよな 試合は興奮するがお前にもキツいだろう
秘密を教えよう
お前さんの姉さんは世界一の選手になる 間違いない
でもお前は・・・
史上最高の選手になる かつてない偉大な選手に
パパはお前のためにもプランがある
ビーナスの陰でつらかったろう お前は耐えると信じてた
タフなファイターだから すべて分かっているとも
よく見ておけ 次はお前だ」
(『ドリームプラン』劇中より)
セリーナがビーナスの試合会場を見つめている時に父リチャードがかけた言葉です。
涙腺のゆるい私は思わずこのシーンで涙を流してしまいました。
リチャードは姉妹2人とも世界チャンピオンにするために、
セリーナがビーナスの活躍を見て心が折れてしまわないためにプランを作りこんでいました。
さらに、世界初を姉が達成するならば、その姉を越えて史上最高の選手になるという
高い目標を描くリチャードのビジョンの大きさには驚かされます。
しかし、姉ビーナス以上に険しい道のりかもしれないというのをわかったうえで、
セリーナの可能性を信じ続け、見守り続け、理解してともに寄り添い続ける、リチャードの愛情が彼女を救ったと思います。
世間の人に注目されず、努力しても努力してもなかなか報われない時に、
応援してくれる家族や仲間がいることが本当に救いになると自分の経験と照らし合わせて観ていました。
自分を信じて努力し続けることの大切さ
映画では描かれていませんでしたが、その後セリーナはシングルスではグランドスラムを23勝、4大大会を通算で全制覇するキャリア・ゴールデンスラムを達成。
また姉ビーナスと組んだダブルスでもキャリア・ゴールデンスラムを達成し、
史上初のシングルス・ダブルス両方でのキャリア・ゴールデンスラム達成は史上初。
さらに、シングルスでのグランドスラム4連続優勝をした際の決勝の相手は
すべてビーナス・ウィリアムスでした。
姉も超え世界ランク1位も達成し、本当に史上最高の選手となったセリーナ。
父リチャードのプランや指導、教育の賜物でもありますが、
何よりも彼女が自分を信じて努力し続けてきたからこそ達成した偉業だと思います。
努力はすぐには報われないからこそ、
自分の可能性を信じて努力し続ける大切さを教えてくれているのではないでしょうか。
私も経営者を志して長らく雌伏のときを過ごしてきました。
なかなか結果が出ない、周りからも冷たい目で見られる、諦めそうになることは
多々ありましたが、自分を信じてくれる仲間がいたことが励みになりました。
まだまだ成長過程ですが、セリーナを見習って自分を信じてこれからも努力し続けていきます。
みなさんも今なにか頑張っているものがあれば、
自分を信じて突き進んでください。
諦めなければいつか結果になると信じています。
次回もお楽しみに!
それでは、また!
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