5年前にITエンジニアを志すと決めた自分へ
こんばんは🌝
就活第一弾が終わり、
今後のキャリアについて絶賛モヤモヤしているともみです。
現在の状況
社会人大学院生で情報学を勉強中
転活第一弾では全敗
今後のキャリアについて悩んでいる
具体的な悩み
以下は、過去のキャリアに関する記事です。
周囲と比較すると変わったキャリアを歩んでおり、
相談できる人があまりいない状況です。
想像以上に辛い
5年前にITエンジニアを志した時の自分は輝きに溢れていました。
「自分にはこの職業しかない」
生まれて初めて自分からやってみたいと思ったことに出会った瞬間でした。
文系から理系への転身でしたが、
迷うことなくIT業界に踏み入れることを決意しました。
前職でICTにまつわる業務を行ったことでIT業界に興味を持ったことと、
当時はITエンジニアバブルの先駆け的な現象が起こっており、
SNSの中でも「ITエンジニアを目指そう!」的な声が至る所から聞こえてきて目指さない選択肢はないというか、どういうものなのか強い関心を惹かれました。
話を戻すと、生まれて初めてやってみたいことに出会えた瞬間であり、
最初は資格勉強やプログラムを書くことに没頭していました。
睡眠時間を削りながらの学習でしたが、全く苦なことはなく、
むしろ5〜6時間眠ったら体が勝手に目覚めて早朝から机に向かうなど
そんな毎日をかれこれ2年間過ごしました。
でも現実、5年前に思い描いていたIT業界で勤務する理想像と
大きく隔たりがあったんですよね。たとえば以下です。
給与が安い
客先常駐のため、勤務先が安定しない
やりたい技術ではない
特に給与が安いのと、やりたい技術に触れられないことが辛かったです。
それらから脱却すべく、求められる資格取得に励んでいたのですが
なかなか順調に進められず苦戦を強いられました。
最初の2年はそれでも負けじと、業務時間外の時間を使って
モチベーション高く学習を続けていたのですが、
2年目の最後の方は精神的にかなり苦しくて、
泣きながら勉強していたような思い出があります。
それでも結果は上手くいかず、2回連続で試験に落ちてしまい精神的に追い込まれすぎていたため一旦は資格勉強をお休みすることとしました。
資格、全く役に立たない
ぶっちゃけ、資格ってただの形です。
「こんなこと勉強しました」のアピールを証明するものでしかありません。
実際の実務は手を動かしてなんぼだし、
エンジニアやクライアント、ベンダーとのコミュニケーションが肝になるためコミュニケーション能力の方が重要であったりします。
私の場合、資格取得にものすごく労力と時間がかかるタイプため、
タイパ・コスパの面で見てもあまり有効でないと感じました。
そのため、2年目以降は実務に精を出し、
実務の中でわからないことがあれば調べるものの
資格取得を目的とした学習は辞めました。
その結果、実務のキャッチアップが2倍に速くなり
上司やお客様の満足度も向上したように感じられました。
(実際に昇給したので、資格に振らなくて良かったなと!!)
その環境で業務年数を積めばまた違ったのかも知れないのですが、
もっと自分の欲が出てきてしまって、業務の幅を広げたい・年収アップしたいと考えるようになりました。
ITエンジニアのキャリアの正解
エンジニアに限らずの話かもしれないですが、
キャリアを前進させたい場合には、キャリアについて
それなりの説得力を持たせて語れるようにならないといけないですよね。
自分の経験を説得力を持って語るには、
大きく2つに分けられると思っていて、経験かポテンシャルか。
経験は、年数もしくは経験業務の希少性があるかどうか。
ポテンシャルは、資格取得数やポートフォリオなどが該当すると考えます。
全ては上記の組み合わせで構成されると思っていて、
それぞれどれに時間とお金を投じるかが難しいなと感じました。
上記は、私のIT業界での将来像なのですが、
あまり現実味がないゴールというか、抽象度が高すぎるというか・・・
スキルの延長線に課題解決の糸口が見えてくるというのが一般的なところ、
先に課題解決したいが先行してしまっているので、
理想論を語るみたいになってしまっています。
それに大概のエンジニアの将来像って、以下のようなことが多いような気がします。
〇〇の技術に触れたい
年収アップしたい
独立したい
つまり、周囲に参考にさせていただけるエンジニアの
モデルがなかなかいないという現状があります。
ITエンジニアを志してから5年後のリアルな現状
5年前と比較すると、モチベーションがすこぶる低い状況です。
資格取得をする意欲もないし、
0から新しいIT技術を学ぶことにもハードルを感じてしまっています。
(でもIT業界で頑張ってはいきたい・・・という中途半端な状況)
何が辛いって、後からIT業界に参画された方に
どんどん追い抜かれていくことですね。
IT業界に別業界から転身される方も多いと思うのですが、
彼らの最初のエネルギーは恐ろしく高いというか。
「とにかくITエンジニアになるんだああああ!」って全てをかける思いで、資格取得のスピードも早いですし、技術のキャッチアップに関してもスイスイと先に進まれている印象です。
最初のエネルギー高い時に、波に乗れるかは非常に重要で、そこで上手く波に乗れた方は、その後もエンジニアとして上手くキャリアを歩まれていますね。
一方の自分は薄々勘づいてくるのです。
自分、エンジニアに向いていないなあって。
それで踏ん切りがついて、辞める決断をできたらまた違うのですが。
自分の場合は、辞めたくないと。
でもIT業界を志した当初ほどのモチベーションはなく、
毎日高みを目指したい自分と、現実に向き合いたくない自分とで葛藤しています。
5年前にITエンジニアを志すと決めた自分へ
現実、甘くないよと伝えます。
なんならめちゃくちゃ苦しい5年間が待っているし、
これがこの先、いつまで続くかも分かりません。
自分が目指そうとしているゴールは、今のレベルでは厳しいです。
スタートラインにも立っていないような気がします。
このままだと、ただただ高い目標に引っ張られて、
自分の現実に失望し、必要以上に自分を責めて共倒れする勢いです。
そうなると、エンジニアを継続することも難しくなってくるし、
何より自分の最低限の生活すら保障できないかもしれません(泣)
こんなに強いエネルギーややる気、社会を変えたいという使命感を持っていたのに・・・・・それを活かすことができず、ただただ悲しいです。意欲だけじゃどうしようもないこともあるのでしょうか。
30代を目前にしてこんな甘ちゃんな自分であることお許しください。
キャリアに悩んでいるITエンジニアのボヤキを記させていただきました。
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