はるちゃんの目玉焼きうらない
「ねぇねぇ、ママ?」
「なーに?はるちゃん」
「目玉焼きうらない、やろー!」
「そうしよっか!じゃあ、れいぞうこから たまごを1つ だして」
「はーい!」
「じゃあ、はるちゃん たまごを割ってくれるかな?」
「はーい!はるちゃん、できるよ!」
パカッ! ベシャッ!
「わぁ! きみが 割れちゃった…。」
「大丈夫よ、はるちゃん。
ほら、こうして おはしで えがおをつくってあげたら…?」
「だいきちだー!」
「ねぇねぇ、ママ?」
「なーに?はるちゃん」
「きょうも 目玉焼きうらない、やろー!」
「そうしよっか!じゃあ、れいぞうこから たまごを1つ だして」
「はーい!」
「じゃあ、はるちゃん たまごを割ってくれるかな?」
「はーい!はるちゃん、できるよ!」
グシャッ! ボトッ!
「わぁ! 上手に割れなかった…。」
「大丈夫よ、はるちゃん。
ほら、こうして おはしで からを とって かきまぜたら?」
「だいすきな ぐちゃぐちゃ たまごー!
でも 目玉焼きじゃないよ?」
「いいのよ、はるちゃん。
今日は とくべつ。ケチャップをつけてたべよう!」
「わーい!今日は だい、だいきちだー!」
「ねぇねぇ、ママ?」
「なーに?はるちゃん」
「目玉焼きうらない、やってもいーい?」
「いいよ!じゃあ、れいぞうこから たまごを1つ だして」
「はーい!」
「じゃあ、はるちゃん たまごを割ってくれるかな?」
「はーい!はるちゃん、できるよ!」
パカッ! ポトッ!
「わぁ!できた!!
はるちゃん 目玉焼き できたよ ママ!」
「わぁ!はるちゃん よくできたね!
今日は だい、だい、だいきちだね!」
「目玉焼きは
まんまるの お月さま みたいだね。」
「そうだね。
お月さま 朝から 顔をだしてくれたね」
「ありがとう お月さま。
今日はとってもいい1日になりそう!」
おしまい!