見出し画像

グイグイ男に気をつけろ

元友達に前科持ちと結婚した子がいる。「元友達」と記したのは今は縁が切れているから。

保育園、小中高校と友達だったけど、彼女の結婚を機に縁が切れた。こちらから切ったと言うよりは向こうから。仲良し5人グループから一人抜けた。

相手の男性が全国紙に乗るような犯罪者だと判明したのは入籍の翌日。不意に男の名前でググってしまった、私が。元友達から出会い→結婚に至るまでの話を聞いて不信感満載だったけど、まさかの検索結果に血の気が引いた。

出会いは地元の居酒屋。合コンとかではなく、出会い頭と言った感じ。さほど喋ってもいないようだった。女が帰ろうとすると、家まで送ると申し出た男。その申し出に乗った女。お酒は呑んでいなかったらしく車で。家まで送り届けたとき、「次はいつ会える?」と男。当時バツイチで一刻も早く再婚したがってた女。男のどストレートなアピールに撃ち抜かれたしまったのだ。

それから1週間後再会。結婚を前提に付き合ってほしいと言われた。交際が始まってほどなくして、一緒に住もうと言われ、そう言ってたかと思うと、今はお金がないから彼女の実家に俺も住みたいと言ってきた。出会ってから1ヶ月もたたないうちに入籍日を決め、私たちに報告してきた。

ちなみに、男もバツイチ子あり。離婚したのは1年半前。どう考えたって怪しい。私たち、30年来の友人たちは怒られるのを覚悟で全力で留めた。本当に大丈夫?怪しいところが多すぎる。相手の離婚の理由は?あと半年待ってみたら?と。それでも彼女は遠くを見つめ「今度こそ幸せになるから」と私たちの話に耳を貸さなかった。誰一人として「おめでとう」を言わなかった。

彼女が帰ったあと、私たち4人はやるだけのことはやったからもうどうなろうと仕方ないと暗い気持ちになったのを覚えている。

そして、入籍。冒頭にある私のフルネームネット検索に繋がるわけだ。彼女は彼の前科を知らなかった。知ったとして離婚するわけではなく、数年経った今でも一緒にいる(らしい)。子どもも産まれた。

独身であること、バツイチである自分を恥じていた彼女なので、たとえ前科持ちの旦那でも居たほうがマシなのだろう。

この夫婦以外でも私の周りで【初対面でグイグイアプローチしてくる男性はだいたいあとから何かしらの隠し事が出てくる】というデータがある。

借金、離婚歴、前科、病気・・・。バツイチと言っていたのに、バツ2だったり、借金&前科というダブルの話も聞いたことがある。幸い、私自身はそういう男性に出会ったことはなく、周りのほんの6件ほどのデータにしか過ぎないけど、5件もあったら充分な気がする。

6件中5件は結婚にまで至った。結婚した5件は、秘密を打ち明けるタイミングが絶妙だった。打ち明けても後に引けないとき。結婚が決まったあととか、結婚後とか。それまでは猛アプローチで女の心に入り込む。

その後どうしているかは知らないから幸せに暮らしているのかもしれない。だからグイグイ男が必ずしも女を不幸にするとは限らないけれど、何かしら隠し事があるというのは肝に銘じて心の準備をしておくと衝撃は少なくて済むと思う。

向こう見ず、、いや、よく言えば行動力の賜物なのか。はたまた、隠し事がバレないうちに仕留めたいのか。卵が先か鶏が先か。

先日の小室圭氏の膨大な長い長い言い訳のような文書を読んで(読んだのは1枚目だけ)、狂気を感じると共に、今日のこの文章を書くに至った。

誰がどう見ても我が国のプリンセスは目を覚ましたほうがいいと思うけど、目を覚めるまでは夢の中なので、本人にとっては他人の言葉は余計なお世話なのかもしれない。

あ。あと、新しく知り合った人は一応フルネームでググったほうがいいと思うよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?