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【ベトナム旅9】ベトナムに対する印象の変化

ちきりんさん企画のベトナムツアーに参加するまでは、ベトナムに行こうと思ったことはほとんどありませんでした。

なぜなら、私がイメージしていた「ベトナム」という国は、「女性が好きな可愛い雑貨が安く買える国」「中華料理に似ているベトナム料理」「英語より仏語が通じる国」だったからです。

可愛い雑貨を買う趣味もなく(今は断捨離の方が優先順位が高い)、料理ならピリ辛のタイ料理の方が好きだし。

だからアジア圏の国へ旅行を考えた時、大好きなタイ料理のタイか、英語が通じやすいマレーシアの方が優先順位が高かったのです。

また、ベトナム戦争については、昔に見た映画「7月4日に生まれて」や「フォレスト・ガンプ」のイメージがあるぐらいで、「地獄の黙示録」や「プラトーン」などは怖くて見れなかったです・・・。

これらの映画自体、もうすでに 20年近く前の映画ですよね?だいぶ昔に見たので、すっかり記憶も薄れてました。

ちなみに、最近追加されたベトナムのイメージは、「技能実習生や留学生として来日する人が急増している国」です。

私の中では、ベトナム戦争があった「ベトナム」という国と、最近急増している若いベトナム人の子たちの国が、イコールで結ばれてないという状態でした。分断されていて、両者は全く別の国といった印象でした。

そして今回、ちきりんさん企画のツアーで行ってみて、ベトナム戦争に関する博物館などをあちこち巡り、ベトナム人の現地ガイドさんの話を聞くと、なんとなく、二つがイコールで結ばれつつある感じです。

また、社会主義の国に行ったのは、今回のベトナムが初めてだと思います。

あ、違う。
東ドイツ時代の東ベルリンに行ったことがありました!

でも、東ベルリンへは、飛び地のような西ベルリンからほんの数時間だけ入国し、1つの博物館を観光しただけでした。

ですから、数日間、社会主義国に滞在したのは初めてです。

でも、最初はタイのバンコクとホーチミンの違いがあんまり良く分かりませんでした。なぜなら、ホーチミンにも欧米資本の商業店舗があって、スターバックスやコンビニ、日本のユニクロなどがあったからです。

そして、バンコクと同じように、ホーチミンでもすごい数のバイクがたくさん走っていたからです。

だから思わずちきりんさんに、「社会主義国って何でしょう?」みたいな質問をしてしまいました・・・。それぐらいタイとの違いが分からなかったのです。

でも、時に触れ、ちきりんさんが社会主義国について等、生Voicyのような解説を、ツアーメンバーにしてくださったので、徐々に違いがわかってきました。

ちなみに、今回は添乗員さん付きのツアーだったので、観光地への移動はチャーターされたバスでした。ですから、個人旅行の場合なら第一選択肢になるはずの公共交通機関には乗ってなかったのです。

よーく考えたら、自由時間に、マッサージ屋さんや少し離れたレストランに自分達だけで行こうとすると、タクシーで移動してました。

もちろんタクシー代が日本に比べると安いからなのですが。バンコクにあるような地下鉄や高架鉄道といった公共交通機関が、ホーチミンにはまだない、ということにやっと気付いた次第です。

公共交通機関がないことに気づくのが遅れたもう一つの理由は、バンコクは地下鉄や高架鉄道があるのにも関わらず、まだバイクで移動してる人達も多く、バイクタクシーも普通だったからです。

でも、ホーチミン市の場合、公共交通機関がないから、バイクがないと細かい移動ができないということなんです。

ですから、繁華街のあちこちにひろーいバイク駐輪所がありました。それでも現地ガイドさんによると、駐輪所が足りていないようです。

例えば、現地ガイドさんが旅行者が泊まっているホテルに迎えに行く際、今まではガイドさんの通勤用バイクをそのホテルの駐車場に置かせてくれていたそうです。

しかし、今はスペースの都合で置かせてくれなくなったそうです。だからガイドさんは近くの駐輪所を探し回り、バイクを置いてから、旅行者が待っているホテルに向かうそうです。それは大変だな~と思って聞いてました。

でもそれは、社会主義国のベトナムが発展してきているから、ということだとも思うのです。

長くなったので、続きは次回へ(*^^*)





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