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【ベトナム旅6】ホーチミンに着いて、ベトナム水上人形劇へ!

成田空港から、ベトナム航空に乗ってホーチミンへ!久しぶりの海外なので、緊張します!

コロナ対策の準備も色々大変でしたが、その事は機会があれば書きます。

飛行機内は、7割から8割ぐらいのお客さんで埋まっているようでした。ほとんどが日本人かベトナム人の乗客で、時々白人の方も。アナウンスは、日本発着便なのに、ベトナム語と英語だけでした。日本人スタッフを雇っていないからかな。フライトアテンダントはベトナム人のキレイな女性とすらっとした男性でした。

約7時間のフライトを終えて、ホーチミン・タンソンニャット空港へ到着。空港の外に出た途端、東南アジア特有の暑い空気が!

ベトナムは南北に長い国で、南部に位置するホーチミンは1年中常夏の気候です。

現地ガイドのRさんと合流し、迎えのバスでホテルへ。窓から見るベトナムの道路は、バイク、バイク、バイクです。

タイ・バンコクも凄かったですが、同じぐらいのバイクの数でした。


ホテルに着いたら、夜の観光まで自分の部屋で少しのんびりできました。

今回のツアーメンバーさんは、私も含めて、それぞれお一人での参加の方達ばかりでした。ご家族もちきりんさんファンという方も多かったのですが、予定が合わなかったりしたようです。我が家も「楽しんできて!」と送り出してもらいました(笑)

さて、ベトナム最初の観光は水上人形劇の観劇です。

18時30分から始まって、約40分でした。客席数は150席ほどのようです。西洋人が1/3ぐらいで、残りはアジア系の観光客のようです。

舞台の幕が上がると、舞台中央には水を張った舞台セットがあり、その左右には楽団の人達が楽器を演奏したり、歌い始めました。

そして、濁った池のようなところから、人形が出てきて演技をするのです。

日本の文楽のように、演奏する人と人形を遣う人が分かれていました。でも文楽とは違い、人形遣いは観客からは見えません。舞台セットの宮殿らしい建物の後ろにいて操っているようです。

実は、ベトナムの水上人形劇は有名なので、「一度見てみたい」と思っていました。だいたいの仕組みは聞いていたのですが、リアルで見てみると、思っていたよりも人形遣いと人形との距離が離れています。

というのは、文楽人形やマリオネットのように、人形遣いの人が観客から見えるほど、人形と近い距離にいると思っていたのです。

その上、ベトナムの人形達はかなり激しい動きをしてました(笑)。バシャン、バシャンと水を跳ね上げながらアクロバティックに泳いだり、獲物の魚を追いかけたりなど。

また、劇場のスタッフが、遅刻してきたお客さんも途中でドンドン入れるし、写真撮影も全く問題ない、というのもビックリしました。(ただ録画は辞めて欲しいと、事前に聞いてました)

観光客に見てもらう、というのが大前提だからですね。1日に3回もショーがあるようです。

とはいえ、外国人観光客に、こんなに簡単にベトナムの伝統文化を見てもらえるってすばらしいと思います。言葉がほとんどない(というか、なくてもわかる内容)という点が大きいですね。

日本も、夜に観光できるコトやモノを増やすべく、官民で知恵を絞っているようですが・・・。歌舞伎や文楽は演目が長いので、言葉がわからないと見てても辛いんですよね。封建時代の主君への忠義とか親子の情は、理解しづらいし・・・。あと、チケットも、観光客にとってもう少し買いやすいと良いのですが。

多分、私達日本人は知らないだけで、日本に来た外国人が楽しめるジャパン・ブンカ・ショーやニンジャ・ハウスみたいな催しは、きっと日本国内にもあるんだろうなと思いました。うーん、ただそれは、本来の日本文化とちょっと違う気がするのですが・・・。


人形を操る人達は腰まで水に浸かっているようです。


ちなみに、ベトナムの水上人形を操るには、人間も腰まで水に浸かりながら、長い竿を使って動かしているそうです。熟練の技が必要ですね。

ずっと見てみたかった水上人形劇を見ることができて、嬉しかったです(*^^*)


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