理由よりも大事なこと
おはようございます、ともたけです。
僕たちは何か失敗したときに「理由を考えなさい」と大人に言われて育ってきたと思います。だからこそ、多くの人は疑問があると理由を聞きたくなってしまいます。
しかし、理由にフォーカスすると大事なことを忘れてしまうと思います。
例えば、「仮面ライダーになりたい!」という子供の理由は「かっこいいから」とか「正義のヒーロ―になりたい」などでしょう。果たしてそれは重要でしょうか。大事なのはその思いがどれくらい強いか、だと思います。
このようになりたいものや、やりたいことの理由は突き詰めるよりも、その思いを強くすることが大事だと思うのです。
人は大人になればなるほど、論理的に考え感情を置き去りにすることがあります。最初は何となく「結婚したい!」と思っていたことが「年をとったら寂しいから」「一人になるのが怖いから」という論理的な理由を出して動こうとします。
しかし、そんな理由で一緒になることが果たして幸せなのか。僕は疑問です。このようにやりたいことが論理的になるとつまらなくなると思います。やりたいことには常に感情で向き合うほうがいいと感じています。
思い返してみましょう。あなたが人生でこれまでに何かを達成したときに、全てのことに理由はあったでしょうか。
これは最近感じたことですが、体作りでボクシングジムに通う中で、ここ数週間で一気に体重を減らすことができました。それは運動できる量が一気に増えたからです。
そのキッカケはエアロバイクでの運動でした。
汗を出しやすくするためやっていたのですが、ある日、それまで15分漕いでいたのを30分に伸ばしたことがありました。なぜかその日はできる気がしたのです。それに理由はありません。ただ、何となくでした。
30分バイクを漕いだ後に、ミット打ち(トレーナーさんの指導の下、リングでパンチを打ち込む)をしたのですが、いつもより快調に動けました。
「これは何だろう?」と思ったのですが、痩せたい僕は動けることが分かったので、次の日からバイクを30分漕ぐようになりました。このように15分から30分に倍増したことが痩せた要因だと思います。
後から考えると、出来た理由がありました。それは僕が体を疲れさせる方が力を発揮できるタイプだったからです。
学生の頃、水泳部に所属し遠泳を得意にしていました。僕は短い距離は普通レベルだったのですが、距離が伸びてもあまりペースが落ちず、最期にもスパートを掛けれるタイプでした。それに気が付いたのも、先生からいきなり長距離のレースに出るように言われて、それなりの成績を出せたからですがw
これが「今思うと」という理由です。しかし、最初に倍漕いだ時にはそんなことは思いもしませんでした。
このように後から理由付けすることもあります。しかし、始めようと思った時や、取り組んでいる最中は無我夢中で理由なんて分かりません。だからこそ、全てに理由をつくって行動するよりも、何も考えずに挑んでみることもいいと思います。
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