知見の体系化について
このところ、あるM&A案件に集中する時期が続いたので、更新をストップしていました。少しハードな案件でしたが、私が思う理想の出口に無事着地することが出来ました。
ここでも少し触れていますが、私は元々新聞記者で、起業後20年間、Web系の会社を経営しました。その間、ECの会社や日本製品の販売をサポートする海外法人を別に立ち上げるなど、M&Aコンサルタントとしては少し異色とも言える経歴です。
最近は、自分が4年前に承継した事業(家業)を、同業者に売却もしました(2021年12月)。これは『将来的な見通しに立った事業の選択と、リソースの集中』ということに尽きます。残りの時間、あと何年か何十年かわかりませんが、自分のスキルと経験を100%活かしきることが出来る事業に集中しようと言うことです。
事業には時流があります。事業における時流とは、お金の流れでもあります。時流に乗った業界は、上りのエスカレーターのようであり、お金が流れてくる川のようでもあります。一方、時流から外れた業界は、まさに下りのエスカレーターです。何もせずに立ち止まっていると、いつの間にか地面に堕ちてしまいます。そして、そこから上にあがるには、上りのエスカレーターの何倍もの労力を要します。
私は、IT業界と、事業継承した二次産業(製造業対象の小売業)の両方で経営経験がありますので、業態を変えずに時流を取り込む方法を知っています。
そして、20年以上にわたる経営経験の中で、成功と失敗を経験しています。正直、成功(大したものではありませんが)で得られるものなどたかが知れていて、人は痛みを伴う失敗からしか学べないということも、経験的にわかっています。成功は偶々だけど、失敗には共通した法則もあります。
であれば、失敗する企業を出さないためにも、自分が学んだ経験をまとめて公表することは、意味のあることではないか。
また、現在も小売企業のEC戦略などのコンサルティングを継続していますが、正直、どんな業種でもやるべきことはほぼ同じです。もちろん、ターゲットによってコンテンツや露出するメディアに違いはありますが、本筋はどれも同じ。
であれば、そのような自分の経営経験と、M&AやWebコンサルタントとしての知見を、一度時間をかけて体系的にまとめてみよう。そのように考え、今後、このnoteでそれを公開して行こうと思っています。
コンテンツは、これまでのような無料のものもあれば、有料のものもあります。そして、ある程度の数がまとまってきたら、それぞれのカテゴリー別にパッケージ化していくことも考えています。
メインテーマは
買収起業の方法(M&A)
企業や社長の「理想の出口」のつくりかた(経営改善/M&A)
時流を取り込む方法(DX)
などを考えています。私はこれまで何冊かの本を上梓しておりますが、トータルして数冊分程度のボリュームになると思います。
またTwitterなどで告知しますので、どうぞよろしくお願いいたします。