「素直に生きる」その本当の意味は?
あなたは素直ですか?
そして、「素直さ」=「従順」 だと思っていませんか?
「素直になる」とは親や上司のことを素直に聞いて、すぐにそれを実行に移すってイメージを持っていました。そうすることが成功への近道だと。つまり、「素直になる」という言葉は自分にとって他動詞でした。
大学を卒業し社会人になった時にはこの他動詞の「素直さ」を特に強く信じていました。企業で何年間も前から勤めている先輩が築きあげてきた事柄や経験から愚直に学ぶことで、より早く成長し出世に繋がる。そのために素直で真面目に働くべきだと学びました。
しかし、この素直さには他人に対して素直になる他動詞的な意味で、逆に自分に対して素直になる自動詞的な役割があると気付きました。そして、多くの人が素直になる相手を間違えています。本当に素直になるべき相手は他人ではなく自分ではないでしょうか。
他動詞的な素直さは上で述べたことですが、自動詞に的な素直さとは自分は本当は何をしたいのかをしっかりと考え行動する事です。
「成功の秘訣とは素直さだよ。」ってフレーズ聞いたことありますよね。自分のなかでも心の中に強く留めている言葉の一つですが、この意味をこれまでずっと誤解していました。
この言葉の本当の意味は、自分が本当にしたいことを素直に探し続け、成し遂げたいことに対して素直に挑戦し続ける。これが本当の意味の素直さで、人として成功するための素直さだったのです。
素直になる事で失敗することもたくさんあると思いますが、成功することも素直でなくてはできません。人の話を従順に聞くのではなく、自分の気持ちに素直になり生きていくことがこれからの世の中で特に大事になってくると思います。
自分に素直になり、人の意見は二の次でいいんです。そんな人生は、他人から見ても素敵ですよね。
それでは、また明日。
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