前職場での出来事
そんなに大きくない個人病院。
ベッド数も少なくこじんまりしていて良かった。
入職してすぐいじめが始まる。
覚悟していたことなのである程度は許容範囲だ。
何をしても否定。
〇〇病院では~とその病院ではない病院のやり方を推奨する。
私の指導係だった看護師が元々働いていた病院のやり方を勧める。
恐らくその病院で働いていたことがハイステイタスと思っているのであろう。
患者さんの排泄だけ見てればいい訳じゃないから!
と言われたのは入職して2か月目ぐらいだった。
きちんと看ていてもそういう言い方をされ
人を馬鹿にした言い方、否定する、人の話を聞かない
そんなことが当たり前になっていた。
3ヶ月も過ぎればなんとかなるだろう。
そう思って我慢していた。
ところが、師長が辞めることになり
私に指導していた看護師が師長候補に挙がる。
正直そんな器の人じゃないのに?と思ったが
結局はその看護師が師長になった。
当時60歳。
60歳で退職するだろうと思っていたからいじめにも耐えてきたのに…
なんともがっかりした。
そこから約6年。
いじめられることはないものの、何か意見があっても却下、否定、それは相変わらずだった。
新しく看護師が入ると、案の定いじめが始まる。
その都度新人をフォローする。
それでも明日から来ませんと言って辞めた人は5人ぐらいいた。
気持ちはわからなくはない。
2年前に入った新人には院長も副院長も
TOMOさんは信じていいからTOMOさんに何でも相談して
と言ってくださったようで信用されているんだな~と実感もあった。
私はフェアに仕事がしたかっただけなのだが、そうではないスタッフが多かった。
患者さんが嘔吐していてもナースステーションでお喋りしている。
私が駆け寄って介助していても誰も来ない。
みんなでお喋りしていることが重要なようだ。
なぜなら、そうやって仕事をしている人(私)は
協調性がない
とみなされるのだった。
つづく