見出し画像

私の中にも母性というのがあるのだな

今さらですが最近この曲を知りまして

これ本当子供いる人は一度は聞いて欲しい曲。

この「あなた」はいろんな解釈ができると思うんですが、宇多田ヒカルさんがお子様のことを歌ってるといわれてます、Youtubeコメントにあったんですが、愛してるとかそういう言葉を言わないのに愛おしさがわかると書いてあったんですが、まさにそのとおりなんですよ。

最初聞いて涙が自然と出てしまったのです。いつもはあまり曲を聞いて泣けるとかないのに!!それほど曲が素晴らしいのもそうなんだけど、自分のことが情けなくもなってしまうからなのかもしれないのです。

私は子供が二人いるんですが、一緒に住んでいなくて一人で出てってしまった形になるのです。そのことにどこかで引け目を感じている自分がいる。

たくさんの投稿で、みんな子供と仲良くしてたり、子供のためにいろんなことを頑張ってたり悩んだりしてるのを見るたびに、あーそれに比べて私はなんてひどい母親なんだろうな〜と思ってしまうのです。

小さい頃ではなくても、まだまだ母親が必要だった時があったんじゃないか。いなかったせいで受験がうまくいかなかったんじゃないかとかいろいろふと考える時がある。

私さえ我慢していれば何事もなく、暮らせていたかもしれないのに。

ただあのままいたら自分が壊れてしまっていた。だから変わりたかった。離婚しようと思っていたから、頑張れたことがたくさんある。情けないけどそういう選択肢しかできなかった。

子供と一緒に住んでないんですね?と聞かれることがたまにありますが、もちろん最初は二人を連れていくつもりで計画をしてました。

でもいろんなシュミレーションをしても、何も経験のない私が自分一人の収入で育てるのは難しいし、子供たちを不幸にしてしまうと思ったのです。でももしかしたら本当に一緒にいたかったらどんなことをしても働こうと思えばなんとかなったのかもしれない。

・子供にも負担をかけてしまうし、みんなが不幸になってしまう。
・父親は何もできないけどそのまま実家に住んでいれば不自由なく暮らすことができる
・何よりも子供と出ていったらお前が勝手に出て行ったからという理由で間違いなく養育費を払ってくれるとは思えない(食費すら一回ももらったことがなかったので)

それなら私が一人で出ていって、こっちが養育費を払えばまだいいんじゃないかと判断し決めた。

この判断をしたことが私のターニングポイントでした。

実際子供はそんなに置いてかれたというよりも、学校の都合もあるから実家にいたかったのもあるし、そんなに私を責めたりしてないし、発展的解散だよねと言ってくれたりもしている。

別に子供に会えないわけでもなく、連絡もできるし、関係としては全然悪くはない。

でもやっぱり自分はちゃんとした親にはなれなかった人なんだ、という気持ちは残っている。別に誰にも責められるわけではないけど。

ただ自分で選んだことに後悔はないし、戻りたいかと言われれば戻りたくはない。きっとどの選択をしても必ず少しは心残りがある。だから自分のやりたいようにでいいんだと思う。

ふとたまに振り返ることがあるだけで。

あまり欲とかは少ないけど、稼ぐためのモチベーションとしては子供の支援をもっとちゃんとしたいとは思うのに、むしろできないどころが助けてくださいと言ってる時点でどうにかしたいところだけど。

それでもこんな曲を聞いて涙ぐむぐらいには私にも母性があるのだなと、自分を見直してみたりして。



いただいたサポートで取材や特別ともらぼセミナーを開催します