トモとの交流だけにとどまらない!トモラボ内サブコミュニティ
岸岡智樹のラグビーラボ(トモラボ)は、岸岡選手(私たちは、愛をこめて「トモ」と呼んでいます。なので、以降は「トモ」と呼びます)のファンクラブのようでありながら、実際はトモを含めて参加しているメンバー同士が交流して楽しむ「ファンコミュニティ」です。
以前のインタビューで、トモがトモラボが「ファンコミュニティ」であることについて、語っています。
トモラボのモットーは「自由」と「笑顔」
トモラボは学校のようなもの。僕が先生役で前にいるが、隣の席の人と仲良くするのが学校。僕と参加者、参加者同士、それを巻き込んだ全体があるのが面白い。ファンクラブからファンコミュニティになっている。
トモラボでは、みんなに自由でいてほしい。トモラボに手を上げる人が多いのは、自由な雰囲気があるから。最初は僕、次に馬場さんで、その後に動くメンバーがいた。元をたどれば自分の作りたいものがこのコミュニティに反映されている。
既に、このnoteでも「大学ラグビー応援企画」「トップリーグ応援企画」などを送り出していますが、トモラボ内の活動は、それだけではありません。
この記事では、トモラボ内でメンバーが中心となって活動するサブコミュニティをご紹介します。
(1)トモラボ栄養講習会
アスリートは体が資本。U18プラン(学生チャンネル)に所属する学生アスリートに向けて「食」からサポートするために立ち上がったのが、「トモラボ栄養講習会」です。
僕自身これまで所属する環境としては本当に恵まれていたことを再認識⇨学生と触れ合う機会が増えて感じたことは情報の格差。栄養士がいないチームは多数存在。そこでトモラボ内に栄養士資格を持たれた方がいることを知り、トモラボの学生がメインではありますが、適切な情報を届けたいと思ったことがきっかけです。(トモ)
ラグビーに力を入れる強豪校に所属してきたトモの経歴には、「食」「健康」をサポートするプロがいました。しかし、ラグビーをプレーする選手の多くはそれほどには恵まれていません。その中でトモとトモラボができること… を考えて、栄養士の二人(まりえさん、ピクティさん)に声を掛けました。
トモラボ栄養講習会チャンネルではラグビーをしている学生さんを中心に運動愛好家、健康の保持増進のために体を動かしている人等に向けてわかりやすくスポーツ栄養学をお伝えしています。
忙しい生活の中ですが食事や栄養について考える時間を作ってもらい、悩みや課題を共有し、みんなで解決していく場でありたいと願い運営しています。(ピクティ)
二人は「食」「栄養」に関する情報を毎日提供。栄養素の話、アスリートに必要なカロリーの話、栄養素を取りやすい食材の話など、期間ごとにテーマを決めて情報発信します。
二人からの毎日の投稿だけでなく、メンバーからの質問にも回答します。学生アスリートの「食」からのサポートが実を結び始めています。
ある学生さんが、練習中の体の悩みを相談してくれました。
「練習中に足が攣りやすいので、食事で気をつけることが出来る事はありますか」という内容でした。
いくつかポイントをお伝えすると、すぐに実践してくれて、足が攣ることが少なくなったと経過を教えてくれました。
体は食べたもので出来ています。その方が、運動中に体に起こる症状も食事でなにか対応する事が出来るのではないかと考えた結果、相談する場所として栄養chを選んでくれたことがとても嬉しいです。
その方にとって、「食事について相談できる場所」として信頼を得ることが出来たのだと思うと、今までやってきた事がちゃんと受け止められているのだと感じ感無量でした。(まりえ)
学生向けに始まったチャンネルですが、トモラボにいる「健康に気を遣う大人」「家族の食生活を担うお母さん、お父さん」にも役立っています。
毎朝「朝食食べましたか?」の問いかけをしていましたが、今まで朝食を食べてなかった方が食べるようにしたよというコメントをくださったことが嬉しかったです。体調も良いことなど複数のコメントをいただきました。とても嬉しかったです。(ピクティ)
そして、2021年4月からはトモラボを越えて、Instagramでの公開も始まります。お楽しみに!
(2)トモラボエンジョイメンタルサロン
ラグビーワールドカップ2015で「ブライトンの奇跡」「ジャイアントキリング(偉大なる大番狂わせ)と呼ばれたラグビー日本代表勝利の裏に、メンタルコーチがいたというのは有名な話です。近年メンタルへの注目がますます高まっており、チーム・選手をサポートするプロメンタルコーチが活躍しています。
「トモラボエンジョイメンタルサロン」は、トモとトモラボ内のメンタルコーチが学生アスリートをサポートしようという企画です。
ちょうど僕自身が社会人になりこのメンタルという部分を学ぶようになりました。そこで感じたのはこれは学生も学ぶべき!学ぶには早い方が良い!と思ったことが始めたいと思ったきっかけです。そこでメンタルコーチをされている方がトモラボにいらっしゃったので実現しました。(トモ)
立上は、トモに「この先、メンタルコーチを生業としていきたい」と話したところ、意気投合し、「トモラボ学生chの学生たちに向けてメンタルのセミナーをやってみよう」ということとなったのがきっかけです。その後、ゆんを交えて3名で打合せをしました。
背景には、昨年自分がラグビーアカデミー藤田塾の夏合宿でメンタルの話をして楽しかったこと、クボタスピアーズにNZから来たメンタル関係のコーチでチームが変わったというトモくん情報がありました。(すぎむら)
活動はオンライン(Zoom)を使ったセッションと、関連するチャットの投稿が中心です。セッションではコーチなどの大人は進行役に回り、学生自らが話をする中で気づきを得ることを大切にしています。
セッションルームでは以下の内容について話してもらいました。
①「最近楽しかったこと」と「その理由」
②「好きなラグビーのプレー」と「その理由」
①では自分の感情を観察し、感情の動きを意識したうえで、アウトプットする練習です。(例)「映画に行った」「スノボの上級者コースに行った」
②では人の意外なパーソナリティを感じてもらうこと(チームビルディングのため)と、改めてラグビーの楽しさを認識してもらう意図で行いました。中竹さんが代表合宿でした質問をしてみました。
(例)ステップ、キックパスからのトライなど
これからのアスリートである学生に提供されるサロンですが、関わるすぎむらさんは、スポーツだけはなく、人生そのものを豊かにしてほしいと語ります。
自分の心のことを知ることで、人生がより楽しくなるからです。是非とも多くの学生の方に、より楽しくラグビーをプレーし、より充実した生活を送ってもらいたい、と思っています。(すぎむら)
現在は、学生メンバのみのクローズドなサロンですが、サロンの様子やTipsなどは、発信したいと思っています。ご期待ください。
(3)ラグビー好き女性企画
ここまでの2つは、トモ発信であり、トモと一緒に何かをする企画ですが、ラグビー好き女性企画は、トモラボメンバーの女性が、ラグビーを楽しむための企画です。
きっかけはメンバーの一人であるみきしのさんが、オフ会でトモラボには女性が多いと気が付いたことがきっかけでした。
女性で観戦について、またラグビーについてお話しできたら楽しいだろうなぁと思いました。
例えば、観戦ファッション。もともと観戦のファッションや持ち物には苦戦していました。私の周囲では私ほどマニアックに観戦する人、快適な観戦にこだわる人がおらず、あまり解決で来ていませんでした。トモラボは自分から動いて観戦に行く女性メンバーが多いので、いいアイデアがもらえるかも!と思ったのと同時に、お互いの知恵を持ち寄ったら楽しいだろうと思いました。(みきしの)
実際にチャットの中では、観戦アイテムやファングッズ、寒さ対策など、観戦を120%楽しむための情報交換がされます。
とてもいい情報が集まったので、記事を書いてトモラボ外にも公開しています。
また、女性企画を通じて「顔は知らないけれど、会ったことはないけど、友達のような親近感」が生まれています。その結果、はじめて対面であっても旧来の友達のように話ができるつながりもできています。
トモラボの中なのに、トモが関わらないコミュニティ活動があるのは、「自由」と「笑顔」がモットーのトモラボだからでしょう。トモラボの管理者であるトモとゆんは暖かく見守ってくれています。
いい意味で何も考えてないというか、自然な現象を見ているような気持ちです!トモラボ としてもそうあって欲しいですし、信頼あってこそかもしれません。僕は関われない話なので、いつも楽しそうだなーと暖かい気持ちで見ています。笑(ゆん)
コミュニティを一緒に楽しむには?
トモラボを発信するSNSを通じて、活動を楽しむことができます。TwitterやInstagram、そしてこのnoteをフォローいただくと、最新の情報がお届けできます。
もうちょっと覗きたい、自分も参加してみたいかたは、クボタスピアーズ所属岸岡智樹選手主宰のラグビーサークル『トモラボ』にジョインください。
トモラボってなに?と思われている方はこちらの記事を先にお読みください🙇
トモラボには現在3つのプランがあります。今後、それぞれのチャンネル紹介が公開される予定ですので、お楽しみにお待ちください。
この記事では、トモラボ内横断のサブコミュニティについて書きましたが、トモラボの中心である、ファンクラブのプランとしての活動も、是非ご覧ください。
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