当たり前なのに皆気づいていない(クスリ)
こんにちは!
ともくんです。
皆さんは今何か治療をされていますか?
僕が全国周っていると、勿論沢山の方に出会います。
学生を始め、年配のおじいちゃんやおばあちゃん、近所の名物ママ、地元では知らない人はいない政治家や会長さん、現役の社長さんや、看護師さん、中にはお医者さんや、個人クリニックの先生など、本当に様々。
医療の専門家も多く足を運んでくれ、プロの方に向けてお話するときはちょっと緊張もします。
でもね、そこで多くの人に聞いてみるんです、
「何か治療されていますか?」
そうすると
「何もない」「健康だ」
って返答が来るんです。
でもよくよく聞いてみると、
「クスリを飲んでいる」
とも言うんです。
??
クスリ飲むのって治療ではないのですか?
どうやら世間一般の方はクスリを病院で出してもらって飲んでいても治療とは認識していないみたい。
あなたはどう思いますか?
ちょっと考えてみてください。
クスリって健康な人に必要ですか?
では、クスリを飲んでいるってことは?
たまに一回とかなら、話は分かりますが、そういう方に限って毎日飲んでいる。
高血圧や糖尿や、脂質異常症、不眠症などを代表とする生活習慣病関連で毎日。
で、ここからが本題なのですが、
クスリって何のために飲んでいるのでしょうか?
・治すため?
・医者に飲めって言われたから?
・皆飲んでいるから?
何か違うんじゃないですか?
でも皆、心の中では「治すため」って思っているんじゃないですか?
よく考えてほしいんです。
クスリを毎日飲む⇒どれくらい飲み続けていますか?
毎日、何カ月も何年も飲み続けているのに、クスリがやめられない。
だからクスリを飲み続けている。
これって「治ってますか?」
じゃあいつまで飲んだら「治るの?」
ここに気付いてほしいなって。
決してクスリを飲むなって事ではないです。(勝手にやめてはダメです)
クスリのおかげで今の生活が出来ているのも事実でしょう。
でもね、それをずっと何年も飲み続けて、まだ飲み続けているって事は、このまま飲み続けていても「治りそう?」
「治る」っていうのは「クスリがなくても問題のない」状態の事ではないですか?
これを「対症療法」と言います。
基本的にクスリとは治すためのものではなく、出てきている「症状を一時的に抑える」という目的のものです。
有名な方ですと、内科医の内海聡さんや薬剤師の宇田川久美子さんも重々仰っています。(書籍も沢山出ているので、興味ある方は一度読んでみるといいかも)
例えば、有名な話で
「風邪を治すクスリはない」って聞いたことありませんか?
こんな事を言うと、
「いっぱい売ってるじゃないか!」
「風邪を治すために飲んでるんじゃないか!」
「飲んだら治ったよ!」
って声が聞こえそうですが、よく考えてみてください。
市販の風邪薬に「風邪を治す」って書いてあります?
よく読むと、鼻水「止め」、咳「止め」、解熱剤って書かれてませんか?
風邪になって、出てきた「鼻水」や「咳」などを一時的に抑えるクスリなんですね。
だから飲むと鼻水がおさまったり、咳が出にくくなったり、なんか治ってるような気がするけど、「症状が抑えられた」だけなんですよね。
そうやって抑えている間に、皆さんの体の中にいる兵隊さん(白血球)が菌やウイルスを倒してくれて治っていく。
これが体の仕組みです。
決して「クスリ」で治っている訳ではないんですね。
高血圧とか糖尿病とかの生活習慣病、うつ病とか不整脈のクスリとかも一緒です。
クスリだけに頼っている人はずっと飲み続けてませんか?
そりゃそうですよね、「抑えている」だけですから。
(例)血圧が上がったからクスリを飲むようになった、
飲まないと血圧が上がるからまた飲む。
(例)不整脈が起こったから、クスリを口の中へ。
その時おさまるけど、また発作が出たら、またクスリ。
繰り返しになっていませんか?
確かに抑えられるのは素晴らしい事。
だってそれだけなら、ちょっとお金は掛かるかもしれませんが、そのまま飲み続ければ良いのだから。
本当に飲み続ければいい?
でもよく考えてほしいのが、それだけでなくクスリを何年も飲み続けていて、錠数やミリ数が変わっている人も多くないですか?
よく解らんという方は、自分や家族のお薬手帳でも見返してみてください。
いつの間にか、最初は一錠だったのが、二錠になってませんか?
同じ一錠でも、ミリ数多くなってませんか?
クスリが増えるという事は、クスリをずっと飲み続けていて、元々の病気が治っていってるのですか?
それとも重症化していってるのでしょうか?
あなたはどっちだと思いますか?
そうすると、今は大丈夫かもしれませんが、
このまま飲み続けていくと病気は段々とどうなっていくのでしょうか?
もう解りますよね?
ますます悪化してません?
または、元々の症状は変わってないかもしれませんが、別の症状、病気が増えてませんか?
「最初は睡眠薬だけだったのに、いつの間にか血圧のクスリやコレステロールのクスリも飲んでる。」
って、なってませんか?
以前、こんな話をしたら、ある陽気なおとーちゃんが言ってました。
「そうしたら、またクスリ増やせばいいじゃねーか(笑)」ってね。
近所の方も、爆笑でした。
でもね、クスリってそんなに増やしていったら、体に良さそう?
害ってないのかな?
僕は北海道でクスリを一日40錠以上飲んでいる旦那さんに会った事があります。
一日40錠って、どうです?
皆さんの友達や家族が一日40錠飲んでいたら、どんな風に感じます?
「美味しそう」
「いっぱい貰えて良かったねー」
とか思いますか?
恐らく、ほとんどの人が「えーーーっ!」って思うのではないかな?
ですよね。
という事は、あなたも頭のどこかで「クスリは体には良くない」って思っているのではないですか?
だって体に良いのであれば、赤ちゃんにも20錠でも30錠でも飲ませればいいのですから。
でもそうではないですよね。
という事は、話を戻すと、クスリが年々増えていってるって事は、体にとって負担が多くなっているって事ですよね。
そこに気付いてくれる人が増えたら、先々が変わってくるのではないでしょうか。
じゃあどうすればいいのか?
クスリを減らすには?
治すにはどうしたら良いんだ?
という声が聞こえてきそうですが、長くなったので今日はこの辺で。
またの機会にお伝えさせて頂きます。
是非、楽しみにしていてください。
それでは。
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