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飯ごうの使い方

キャンプや自然学校で一度は使ったことがあることが多いのではないでしょうか。焚き火でご飯をおいしく炊くポイントや安全に使う方法を説明します。

①飯ごうの基礎知識

飯ごうの【盒(ごう)】は合わせ蓋のついた容器を意味します。本体や蓋は一般的にアルミで出来ています。

本来は兵士が食料を入れて携行したり、配給の食事を受け取る食器として使われていました。英語では【Messtinメスティン】と言います。

もともとは豆型が主流でしたが、丸型や今では持ち手のある長方形のものもホームセンターで売られています。

焚き火でご飯を炊く

今回は、豆型または丸型の飯ごうを使った炊き方の説明になります。

まずお米を計り入れます。そのまま直接水を入れて洗いましょう。
2回から3回程度水を入れ替えて洗えば十分洗えています。

お水の量です。目印があれば簡単ですが無くてもできます。

洗ったお米を平らに整えて水を入れます。手の中指とお米のてっぺんを合わせて第2関節の所に水がきたらオッケーです。

これで水の量もばっちりなんです。

お子様の手で計るときは第2関節と付けの間くらいがちょうど良いですね!

水の量を計るのも楽しみながらできますね♪

続いて炊いていきます。焚き火の火の上に飯ごうを置きます。中の水が沸騰するまでしばらく置いておきましょう。

中の水が沸騰してきたらフタがコトコトいってきます。

その合図でまきを持ってフタを抑えてください。薪を伝って手に振動が伝わってきます。

この振動が無くなれば水分も無くなった合図なので、火から飯ごうを降ろしてください。

この時、不安でしたらフタを開けて出来具合を確認してください。

降ろしたらそのまま15分置いて蒸らしましょう!ふっくらした御飯が出来上がります♪

③知っておきたい事

はじめちょろちょろ 中ぱっぱ じゅうじゅうふいたら火を引いて 赤子泣いてもフタとるな

という歌がありますが、失敗しないためにも時々フタを開けて確認しましょう。

そうした方がおいしいご飯が炊けますからね。

出来上がった飯ごうはひっくり返さずそのまま蒸らしてください。
御飯のおいしさには差がありません。

お米の量の目安は
大人で0.7合から0.8合
子どもで0.6合から0.8合
幼児で0.3合から0.4合

です。キャンプで飯ごうする時の参考になればと思います。

ぜひ、お試しください♪

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