父の事をおもう
父は48歳で亡くなった。
とうにその年齢も過ぎた。
昭和一桁、九州男児の父は頑固で…とイメージになりそうだが
背の低い母に代わり、布団の上げ下げをしたり
共働きだったので、日曜日が父が休みで母が仕事なら
掃除機をかけたり、買い物にも行っていた。
父はいきなり怒らず、ちゃんと向き合って話しを聴くタイプで感情で怒らない人だった。
よその子どもも可愛いがったり、
子どもにも懐かれていた。
息子とお嫁ちゃんと久しぶりの会食。
子どもを授かった。
いろんなことがあった一年だったが二人は、仲良くやれているようだ。
食事の用意や掃除、よその子どもや甥っ子にも好かれ、まるで父のようだ。
周りの大人にも可愛いがられるところもそっくりだ。
感情で怒らない。
人のために動くところも。
父が出来なかったことを成し遂げて欲しい。
私の出来なかったことを成し遂げて欲しい。
夫婦揃って、晩年の幸せな時間を過ごして欲しい。
幸せそうで良かった。