その素敵なお客様とは
長男がまだ2、3歳の頃、仕事で毎月くらい出会う方でした。
三人の子どもさんがいらっしゃって、上二人とは歳が離れた次男さんのエピソードです。
とあるスポーツが優秀でご夫婦で応援に練習や遠征に行っておられました。
毎月お会いするそのお客様はとてもエネルギッシュでいつも元気なオーラを放っていました。
数ヶ月、会うたびお元気がなく、私も聞けずにいました。
あるタイミングでお客様から話してくださったと思います。
スポーツが優秀だったこともあり、スポーツ推薦で高校から寮生活になるそうです。
3番目の末っ子が一番早く親元を離れて行くことの寂しさを話してくださいました。
そのお話を聞いてからの私はいつか巣立って行く日を迎える時に自分によく頑張ったと労い寂しいよりも充実した日を迎えようと心に決めました。
もちろんそのお客様も15年間は充実した日々を過ごしていらしたと思います。
この話には数年後に続くエピソードがあります。