私が私でいるだけでそれでいいんだ

私は自営業をしています。

若い頃から、同業者の人と感じ方が違う。

皆んなが良いと言うものがピンとこない。

皆んなが大変と言うものが大変ではない。

皆んなの面白いが心が痛い。

でも、皆んなに合わせて自分を隠してきた。

しんどかった。

楽しめない。

一人の時間が必要。

一人だとまたまわりの声が聞こえてくる。

そんなことの繰り返しだったように思う。

自営業を始める前の職場は特別な環境だったこともあり、こんな素っ気ない、特別サービスが良い訳でもない所なのにとても忙しく繁盛している。

そのお客様にとっては他に選択肢が少ない。

私は住宅街などでこの仕事を長年してきたがそこに来るお客様のような方に出会うことがほとんどなかった。

みんなどうしているのだろう?

そう思って、自営業を始めた。

私自身の感覚がいわゆるマイノリティだったことで出会えたお客様が沢山います。

少数派であることがしんどいことだったけれど、今となっては強みなのだと感じることが増えてきた。

逆に今の流行りはもう何年も前にお客様に提案したこと。

流行りからの提案ではなくて、何度も来れないからの提案。

気持ちいいを気楽に提供したくて始めたことが今はどこでもかなりの高料金を頂いている。

私が発案したとかではなくて、少し先に気づいていたこと。

私が私でいるだけでそれでいいんだ。

次に気づくことがその先に必要なことになるかもしれない。

静かに私の小さなコミュニティで始めていこう。

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