先人たちに感謝。そして「ないなら作ろう」
私がたまたま嫁いだ村は、レタス生産量日本一の川上村。
夏場のレタスのシェアは80%。
ここでは後継者もいて耕作放棄地はゼロ、
専業農家でも暮らしていけるので
「奇跡の村」と呼ぶ人もいるらしい。
でもね。
今でこそいわゆる豊かな村になりましたが、
レタス生産が始まる前までは貧しい貧しい林業の村だったそうで。
父親は出稼ぎへ、
母親は細々と育てた野菜をたんまりと背中におぶり町まで下って行商。
こどもの進学は難しい。
そこから時代の流れも味方につけ
レタスの生産に成功、川上ブランドを確立し経済力をつけた先人たち。
と、書いてしまうと簡単だけれど
私には想像できない程のプロセスを踏んできたのは間違いない。
山を切り開いてできた広い広い畑を見て思います。
そんな畑から、
大きくすぅーっと息を吸い込んで
想像してみる。
同時の人達はどんな気持ちで
開墾したんだろう…。
お金を稼いで家族を楽にしよう
あともう少し、もう少しかんばろう
子供が欲しかったもこを買ってやったら
どんな反応をするだろう
えーん😭
先人たちには感謝してもしきれないです。
ありがとうございます。
私はね、
地方の女性がもっと暮らしやすい自由な文化があれば!と思って暮らしてます。
でも。それを伝えると、
どうしても先人たちや地域を否定しているような気がしてて
苦しくなるときがあるのですよ…。
先人たちはそのとき、最良の事を選択してくれた。
そんな風にわたしもそうありたいな。
(どれだけ出来るのだろうかは置いといて…笑)
繋げていきたいものはバトン渡し、
ないものはつくろう。
先人達がつくって繋いでくれたからある
今に感謝しつつ^^