未経験からスタートアップバックオフィス早5年。キャリアの頭打ちを突破すべくキャリア第二幕を開幕することにした話。

株式会社hokanのSBOともこです。スタートアップのバックオフィス（SBO）してます。

東京に進出することだけを目的に就職し、一生懸命遊びました。
寿退社をし妻となり母となり、アイデンティティと戦っていました。
念願の社会復帰の機会を手にし、必死のパッチで働いてきました。

これまでなんとなく5年周期で人生のステージが変わっていて、SBOとして5年経った今がなんとなく自分の中で節目。

次のミッションとして今考えていることを残しておきます。

これまでのミッション話はこちら。

１.SBOとしてのキャリア頭打ち問題

随分と前から、スタートアップのバックオフィスとして、これまでの枠にはない進化をしなければ、私のキャリアは頭打ちなんだろうなと感じていました。
これまでアーリーフェーズで、一人でバックオフィスの浅く幅広い役割を担ってきました。経理財務人事労務採用法務総務広報情シス営業事務などとりあえずなんでも。
SBOデビューの第一段階として、何もできなかった未経験者がとりあえず泥臭く起業家の手作業を巻き取りまくる！という目標を掲げて突っ走ってきたことは、悪くなかったと思います。

でもそこから進化をしなければ、手作業部隊の域を越えられない。テクノロジー化が進みリモートワークが浸透した世の中に、事務の手作業部隊の価値は低下の一途でしょう。
体感速度よりも速く、社会も会社も状況は変化していて、私の思考が今のままじゃこの先は通用しない。

hokanは4期目でメンバーが20名を越えました。まだドスタートアップです。
それでも、一般的に足りなかったものを埋めてきたフェーズは終わり、今後は会社のミッションに即した質の追究と、新しい価値を創造することが求められるようになってきました。

個人プレイで好き勝手なんとかしていたのも、チームを作り体制を整備していかないければなりません。

「バックオフィス」も細分化し、それぞれに推進力を持った人を採用していきます。

専門領域を持たないSBOは、この先組織に何を貢献できるのか。

『SBO』は、起業家を支える専門職として2年前に命名しました。
日本社会を良くするスタートアップがたくさん誕生して欲しい。スタートアップバックオフィスから日本を元気にしたい！そんな想いでした。

多少は起業家を支えてこれた気はしています。でも起業家は経営者となっていく。恐らく起業家を支えるというミッションは役目を終えました。この先は、自分が何の目的で組織に属し何を成し遂げるのかを持たないと。これから私の中の「SBO」は目的達成のための手段、そんなイメージを抱いています。

２.そもそも何のために生きているかを考えてみる

弊社代表の尾花さんに、何のために生きているんですか？という質問をされました。こういう質問をしてくれるところが好きです。

死ぬ時に幸せだったと思うため。

あー！楽しいー！もう無理！！これ以上楽しめない！！！終わりー！！！
って言って命尽きたい。

自分で言ってて、死ぬ直前までテンションフルMAXかよってなりました。

じゃぁ私の「楽しい」ってなんだろう。

・大好きな人たちといっぱい笑うこと
・目的を持って進んでいること
・娘たちが幸せに生きていること

-色んなことに挑戦して、大口あけていっぱい笑ってたい。デヴィ夫人に憧れる。

-自分のすることに目的は持たせたい。モヤモヤしたままいることが得意ではないし、後悔したくないので、決め込んで突き進む感じです。猪年だし。

-子どもをもって強く思うのは、彼女たちが生きていく社会が、安全で安心であって欲しいということ。

大好きな人たちと、一つの目的を持って大きな事を成し遂げる。
その事が、子どもたちが生きる社会を良くすることに繋がれば、それって最高にステキ。

３.キャリア第2幕を人生のミッションにのせる

私は幸せな終わりを迎えるために生きていて、「楽しい」でおなかいっぱい満たしたくて、日本が良くなって欲しいと願っている。
そしておなかいっぱいになりそうな楽しいことが目の前にあった、、！

もうすぐ40歳。人生100年時代と言えども、体が思うように挑戦できる期間でいうと折り返し地点なんだろうな。ここらで大きな野望を持ってみたい。

そこで私のキャリア第2幕の野望がこちら。

hokanが社会的使命を果たす、その時を味わいたい！

hokanが掲げるミッションは「保険業界をアップデートする」こと。
保険業界は300年以上の長い歴史の中で、社会インフラのような役割を担い、なくてはならない存在として我々の生活を支えてきました。世の中のいろんな産業でテクノロジー化が進んでいます。保険業界をアップデートすることで、もっともっと便利な世の中になります。
私は、hokanがInsurTech企業として社会的使命を果たすその手応えを、ここで一緒に感じたい。利便性のその先に、「保険」という存在の進化をhokanで見つけたい。
そのために私はhokanでSBOをしていく。

hokanを選んだのは、たまたまでしかないけど保険会社で働いていたし、家族も私も保険にお世話になって保険が身近だったから。なにより保険業界をアップデートするなんてかっこいいじゃないですか。
それに経営陣には強く恩を感じているから。メンバーのことも信頼してる。好きなんですよhokanが。

４.これかSBOとしてどう貢献していくか

これからバックオフィスを細分化していく過程で、どの業務領域を担っていきたいかは正直わかりません。今はまだ決めなくていいことにしました。

その時々で最適で必要な領域を担っていく。意地でも貢献し続けるから大丈夫。でもなるべく早く、堂々と言えるようになりたい。自分の役割を。

考えていることは、これまでの延長線上をできるだけ長く長く、上へ上へと線を引いていきたいということ。自分の足で上った先の、新しい景色を見たい。


人生は小さな意思決定の積み重ねで出来上がっていくもの。
そして言霊はあると思っている。
だからここに意思決定をして、言葉に残します。