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2023/5/13南房総田植え


丸谷智子です。
南房総の五十嵐先生の田んぼに、実践田んぼのメンバー4人で田植えに行ってきました。
天気は、薄曇りの、暑くもなく、寒くもない絶好の田植え日和でした(^。^)


田植え網を張る


田植え前の準備として、網を張るのですが、先生が用意してくれたのは、24センチ間隔で印がついているもので、あらかじめ支柱棒に縄の端がくくりつけてあります。田んぼへの設定は、先ず田んぼから60センチ離して(*)縦断するように1 辺、次に田植えスペースが四角になるように反対側に1辺を作り、最後に田んぼを横断するように印を一つ置きに網を渡して行きます。
(*)後で溝を掘るためのスペース


稲の苗

田植えのの時までに太くしっかりとした苗を作ることがポイント。五十嵐先生のはバッチリ



田植え

植え付けをする土は硬くなっているため、道具を使って穴を開けます
3本の稲の苗を刺し、指で挟むようにしっかりと固定させます


五十嵐先生の田んぼは、硬い層が浅い位置にあるので、田植えが楽でした。

生物の観測

見れた生物は以下の通りです。
ニホンアカガエル
アメンボ
オオアカウキクサ
アオミドロ

ニホンアカガエル
アメンボ
浮草
アオミドロ


田んぼに水が溜まる仕組み
素朴な疑問を先生に投げてみました。「なぜ田んぼの水はなくならないのでしょうか?」すると先生は、土をギュッと握って「常に水の流入があることもあるが、水が流れて行かないのは、土の粒子が詰まっているから」だと教えてくれました。

土の粒子が詰まっていると水は溜まる

敢行農法では土を耕すことで、冬季湛水では土を乾かすことでそれを実現させます。
冬季湛水を習っても、それを実施できる田んぼを見つけることは難しく、借りられたとしても耕す必要がある??う〜ん、ジレンマですね。


感想
五十嵐先生の田んぼと、私達の佐倉の田んぼの1番違う点は、硬い層迄の土の量。佐倉の田んぼは土の流入があるのか土量が多く、田植えがしにくい状態でした。土を田んぼの外に出せば、同じ状態になるかもしれません。

おまけ

こんなにたくさん


帰りに川辺さんと桑の実を積んで帰りました。半分は焼酎漬けに、残りの半分はジャムを作りました♪

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