初めてのお遊戯
先日、4才の息子のお遊戯会を観にいった。
昨年は保護者を入れての観覧はなく写真だけをみて、そういうのをやったんだなあ、と思っていた。
家で歌をうたいながら、どんな物語りなのかを教えてくれていたから、観れないと知ったときはショックだった。本人も来てほしいなあ、と言っていたので、悔しいおもいをした。
だから、お遊戯会を観れるのがわかったときは、とっても嬉しくて「よっしゃー!」と叫んだほど笑
息子は連絡帳を指さして「この日にお遊戯会があるよ!お母さん、観にきてもいいって!」と嬉しそうに教えてくれた。
それが嬉しくて「楽しみだなあ、早く観たいなあ」と何回もこのやりとりをした。
お遊戯会がとっても楽しみだったけれど、それと同時に大丈夫かな?と心配があった。
それは、息子が風邪をひかないかということ。
4月頃にあった遠足は風邪でいけず。9月頃にあった遠足は行ったものの、熱がでてお昼ご飯を食べれずに帰ってきた。
もしかしてイベントに弱いのかな?楽しみすぎて体調崩すのかな?と思ってしまうほど。(たまたまだと思うけれど笑)
だから息子に鼻水がでて、咳をし始めたときは、内心ハラハラした。熱でるなよ〜と念じながら毎日を過ごしたし、早めに寝たり身体を温めたりした。
保育園でも風邪が流行っていて、その中で息子は熱を出さずによく耐え抜き、酷くならず、当日をむかえることができた。
お遊戯会当日は、気温があったかくて少し暑いくらいだった。寒くて遅く起きがちになっていた息子がいつもより早く起きていた。
保育園にいく準備をして、「早くいこう!お遊戯会だ!」と興奮気味におしゃべりしている姿が可愛かった。
保育園に着くと、息子は教室に。私たちはホールに入るための列に並ぶ。並んでいるところから2階をみると息子が友だちと覗いていた。
ホールに入って旦那さんと並んで座る。私が赤ちゃんを抱いていると、ぶぶぶ…と音がした。「うんちしちゃったわー、替えもってきてないなあ、どうしよう、、、息子のクラスはうさぎさんクラスが終わってからだから家に帰って替えたいね」と旦那さんと話して、旦那さんが帰ってくれることに。ありがたい。
私はその間、うさぎさんクラスの劇を観ていた(観たかったから嬉しい)
楽しくなって笑いだす子、お母さんを見つけてそっちばかりみている子、恥ずかしくて顔を隠している子、何度も同じセリフを言っちゃう子など、可愛らしく微笑ましい姿だった。
その後、旦那さんは無事にオムチェンを終えて戻ってきた。
うさぎさんクラスの劇が終わり、息子のクラスがホールに入場。息子は爪先立ちで歩きながら探しているのがすぐにわかった。私と目が合ってにや〜と笑っていた。
劇中も私と目が合うと嬉しそうに笑っていた。楽しそうにセリフを言ったり走ったり、大きな声で歌をうたっていて、緊張している感じはなかった。
最後の場面でみんなが集まって歌をうたう。
その姿をみて、どうかこの子たちが幸せでありますように。と強く思った。ひとりも欠けることなく、みんな幸せであってほしい。生き抜いてほしい。とおもいながら泣いた。
子どもたちみんなが素晴らしくて最高だった!
どの子もほんとうに、可愛らしくて個性がでていた。
子どもたちのエネルギーが眩しくて、わくわくした。元気をもらったよ。
こうやって、体感するって大事だなと改めておもった。今では、人との会話やライブ配信が画面越しで行われるようになった。それは、それで良い部分もあるかもしれない。だけれど、生では画面越しでは伝えきれないものがある。直接会ったときの相手の"感じ"や"雰囲気"。楽器や声の音色やライブの一体感は、その場で体感しないとわからないことだと思う。お遊戯会も同じで、子どもたちのエネルギーは画面越しでは伝わらない。
自分が体感することで得る感情がほんとうに多い。色んな場所、人に出会い刺激をもらうのは大切だなあ。
劇が終わった後、教室にむかえにいくとすぐに息子が「どうやった?」ときいてきた。「最高だった!観ている私が楽しくなったよ!」と伝えたら「そうでしょ〜」と誇らしげな顔をしていた。
教室で水筒のお茶を飲んでいると、仲良しのお友だちもお茶を飲んでいたから「お疲れ〜乾杯する?」と聞いてみたら、無言で乾杯してた笑
息子、おつかれさま。
保育園の先生方、ありがとうございます。
息子や私に素敵な体験をさせてくれてありがとう。忘れたくない思い出のひとつになりました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?