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歌にとって「歩くこと」が良いってホント!?日常から歌を鍛えるコツ
音声で聴きたい方は以下より↓
こんにちは!
ボイストレーナー
平野友子です!
今日のテーマは
歌にとって「歩くこと」が
良いってホント!?
日常から歌を鍛えるコツ
です。
この放送を聴いていただくと
歌うことや発声練習をすること以外でも
日常生活の工夫だけで
歌声を鍛える方法がわかります!
歌ウマを目指す皆さんにとって
大きな声で歌える時間って
貴重だと思うんですよね!
カラオケに行ったり
スタジオに篭ったり
車で歌ったり
色々とそれぞれ工夫されてることと思います。
けれども、
TPOによっては
声が出せない
歌えないという環境の方も
いらっしゃると思います。
そんな時に力になってくれるのが
日常の力!!!
もちろん声を出して練習が一番ですが
できることはそれだけじゃないのですよ
みなさん
駅とかで一階から
二階に登るとき
エスカレーター使いますか?
階段使いますか?
ぜひ!
歌のために!
元気な時は
階段を使いましょうよ!
そしてたまにはたくさん歩いて
喉周りの柔軟性を高めましょう!
はい!
なんで歩くだけとか
階段登るだけとかが
喉周りの柔軟性に繋がるのか?
歌のためになるのか?
そこを解説したいと思います!!
私たちって
筋肉があって
内臓があって
神経があって
血管があって
成り立ってるわけですが
この私たちの各パーツは
全て個々に一個一個パッキングされてると
言われていますね!
何でパッキングされてるかと言うと
「筋膜」という名前は聞いたことありますか?
以降「ファシア」というふうに
言いますが
このファシアというのは
第二の骨格と言われていて
体の各パーツを包み込みながら
全身をつなげるためのネットワークとしても
機能しているんですね!
これがなんと全部で12個の
ファシアラインがあるとされています!
その中でも声に大切とされている
ディープフロントライン
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体の深層を通るラインで
親指を除く4本の足の指先から
足の裏、うちくるぶしを通って
ふくらはぎ、膝の後ろ
内腿、股関節、骨盤底筋
横隔膜、深いところの肋間筋
そして発声に関与する筋肉まで
筋膜、ファシアという結合組織で
繋がってるとされています。
ゆえに、足首を動かすと
喉周りの筋肉も
連動して一緒に動くんだということが
わかってきてる。
なので、体の硬い方
それがもし足首が硬いとか
足の裏が硬いとか
喉からすごく遠い
関係なさそうな場所の硬さが
実は、声の硬さ、力みにも
繋がってるってこと。
なので、その逆!
歌のためにも
柔軟性を高めてほしいなと思うんですよね!
なので!!!!!
ぜひ階段を使うとか
歩くとか走るとかも
歌のために意識的に
やってみてください。
ね、時間をかけて取り組むのも大事ですが
もっともっともっと日常生活を過ごす中で
簡単にできる工夫だと思います。
スクワットとか
バレエとか
ああいう運動も
とっても良いんですよね!
実際、
歌のためのバレエエクササイズを
みんなでしてから
歌のレッスンをしていたことがありましたが
それを前に挟むかどうかで
笑っちゃうぐらい声が全く違う!
とっても楽に出るので
いつもみんなで感動しておりましたw
ぜひやってみてもらって
また何か感想なりいただけたら嬉しいです^^