骨から考える医療英語
骨細胞にはいくつ種類があるでしょうか?
答えは、4つです。
1.Osteo-genic cell
2.Osteo-blasts
3.Osteo-cytes
4.Osteo-clasts
骨に関する用語にはほとんど"Osteo-"という接頭語が付きます。
これはまさに”骨”という意味を持ちます。
1.Osteo-genic cells :骨形成原細胞
”-genic"というのは、”遺伝子の”という意味があります。
*Cardio-genic:心原性の、Carcino-genic:がん原性の
など、〜〜に由来した、〜を引き起こすなどの意味があります。
なので、Osteo-genic cellはまさに、骨を作る細胞ということで、骨形成原細胞のことです。
*Osteo-genic imprefecta:骨形成不全症
2.Osteo-blasts:骨芽細胞
"blast"には"芽細胞"という意味があります。
*blast cell:芽細胞、fibro-blast:繊維芽細胞、
myo-blast:筋芽細胞(cardiac myo-blast:心筋芽細胞、skeletal myo-blast:骨格筋芽細胞、Smooth muscle myo-blast:平滑筋芽細胞)
3.Osteo-cyte:骨細胞
”cyte”は”細胞”を表す接頭語です。
*例を上げたらきりがないくらい沢山の例があります。
leuko-cyte:白血球、phago-cyte:食細胞、thrombo-cyte:血小板など....
4. Osteo-clasts:破骨細胞
"-clast"は”破せつ片”や”破せつ物”の意味を持ち、『破壊』を示します。
医療英語ではあまり他に使われませんが、pyro-clast:火破物などとしても使われます。