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ウルウル…が我慢できなくてポロポロ…、そりゃ~泣いちゃうよ!

 イギリスの退役軍人が老人ホームを抜け出して、ノルマンディ上陸作戦70周年記念式典に参加する…と言う実話を基にした映画…。

 ドロッドロの暗~い映画じゃなくて クスっと笑っちゃうシーンもあるし、国籍を超えて人の持つ優しさが伝わって 胸の辺りが ぽわ~っと温かくなるシーンも沢山あるのですが、主人公の回想シーンで使われていた戦争当時の実写の白黒映像の爆撃音は 苦手で(そのシーンになると)両手で耳をふさいでいました。

 戦争は勝っても負けても… 戦争に行った人も 帰りを待っている人も… 闘って運良く生還したとしても… 英雄と言う自負があったとしても…、一生消えない心の傷を背負いながら生きることになってしまう…。残酷ですよね…。


 この映画を観て今更と言えば今更なのですが、一緒に年齢を重ねた ご夫婦・パートナー・友人がいるって いいなぁ~と思いました。
 20~30代で一緒に経験して心に残っている思い出の姿や景色を80~90才になってから一緒に思い出せるって なんてステキ~!
 多少ぶつかり合いながらでも お互いに育って来た違う環境をすり合わせ 自分達の新しい習慣を作り、時間をかけて 愛と優しさと言う栄養分を持ち寄って育てて行く日々の連続が、いつしか家族と言う大きな木に育つわけで…。信頼や安心感って時間をかけて育てるものですものね…。

 私は じわ~っと静かに 心の整理ができた感じ…。★★★★★オススメの映画です。

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