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走行距離380km③~森をお散歩した時の不思議体験~

 『八ヶ岳倶楽部』敷地内の森に故柳生博氏が ご家族と一緒に1つ1つ並べられた枕木の お散歩道を歩いてみました。

 立ち止まり しゃがんでカメラのレンズを覗くと…


 そこには小さな宇宙が広がっていて…


 自分が森の中にいることさえも…時間も…忘れるくらい夢中になってシャッターを切っていました。


 靴底から伝わって来る枕木や土の感触は 都会では感じられない柔らかくて優しい感触で 落ち葉の上はふかふか…。


 森の中で生きている植物…木や緑の葉っぱ、土や その土を覆っている枯葉、小さな花や 目に見えない微生物などの存在と ただ一緒にいる間、(ただ お散歩しただけなのに)私は 別世界…(不安や時間の感覚のない)別の次元にいるような錯覚の中にいました。


 細くて見えなかったけれど、クモの糸に絡まった黄色く色付いた葉っぱが風に揺れて ゆ~らゆら…


 ほんの20分くらいだったと思いますが、時間に追われることもなく(それどころか 時間を忘れていた…と言うか、そもそも時間と言う概念のない世界にいた感じ…)、不安も恐怖も孤独もなく 安心安全。
 すれ違う人が あまりいなかったせいか…他者のことも自分のことさえも気にならないし、良いvs悪い…とか 好きvs嫌い…とか、私vs他者…などの境界線さえなく自由。ただただ心地良く そこに存在していました。

~森の精気に浄化されたようで いい笑顔!~



 ふと我に返ると「人って こう言う感覚の中で生きられたら幸せなんだ…」と言う想いが沸々…。(いつも求めてはいるはずだけど)想像すらしていなかった体感。瞑想が上手にできる人の脳波…シータ波が出ていたのかも…と 想像しています。

~八ヶ岳倶楽部~


つづく…


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