私のサックス
(^^♪~ きれいでしょ~ キラキラと いい女でしょう~!
1990年代に流行った
♪ああ無情 (アン ルイス)の歌詞みたいで
(ヒラヒラ…じゃなくて キラキラですが…)
きれいでしょう~、私のサックス。
この楽器は 私にサックスと出逢わせて下さった
故レイモンド・コンデ氏(cl)のバンドでご活躍されていた
故細田勝彦先生が80才になられた時に
(確か 今から10年くらい前)に
「僕は もうサックス吹かないからTOMOちゃんに使って欲しい…」
と わざわざ弟さんと一緒に 筑波から横浜まで
届けて下さった楽器で
約30年使ったとは思えないくらいピカピカで
かっちゃん先生が子供のように大切にして来られたことの伝わる
美しい楽器でした。
この楽器、ゴールドラッカーなので 少し重いのですが
よく響く楽器で 息を吹き込めば吹き込むほど
大きな音で響いてくれます。
人生って 不思議な巡り合わせの連続で
自分が毎日毎日…
もっと言えば 瞬間瞬間…に選択していることの積み重ねで
今(この瞬間)があるわけですが
私は ずーっと無限水での仕事は自分には向いていない…
接客も ピアノも サックスも 全然上手にならないし
私には 他にもっと向いていることがあるはず…
と 無限水を離れて アメリカに行って
ヘリコプターのライセンスを取ってみたりしましたが
(当時は無限水のお仕事より ずっと楽しくて
向いていると思っていたのですが…)
どう言うわけか(無限水に)引き戻されてしまうンです。
そんな私でしたが
2001年に CD制作の話が舞い込んで
翌2002年リリース。
2004年 7ヶ月のキューバ留学を機に
翌2005年 キューバ最大の音楽祭『CUBA DISCO』に招待され
師匠セサル ロペス氏のハバナアンサンブルと共演…
同年 横濱ジャズプロムナード出演が決まり
以降2019年まで毎年 同ステージに立つ機会にも恵まれ
イベント出演や企業の周年パーティーの依頼も増え、
2009年には両親からバトンを受け
無限水の第2走者として歩き出し(走れません)
無限水での お仕事も ピアノを弾くことも
サックスを吹くことも
いつの間にか…楽しくて自分にとって必要なことだと
思えるようになっていました。
私にとって お仕事は「学び」そのもの。
私に必要な学びのすべてが 無限水を通して…音楽を通して…
サックスを吹くことを通して… あって
毎日が宝探し…なわけです。
(私にとって)
他の場所では経験できない大切なエッセンスが
無限水にはあるのでしょう。
サックスは 私に色々な経験をさせて
泣いたり笑ったり…
人生を何倍も楽しませてくれています。
そして、これからも まだまだ続きそうです。
【横濱元町ダイアリー】
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