暮しを整える ー キッチン編
2021.12.20(月)
またまた「魔女の家政婦便」なるハウスクリーニングに来てもらいましたー。
ハウスクリーニングなんて経済的にも、メンタル的にもそうそう頼めるもんじゃない。
けど、前回のリビングの整理を見たら、整理脳の人の手を借りると、こんな空間の使い方を思いつくんだ!と自分にはどう時間かけたって、本読んだって出て来ないアイデア、これは整理脳のある第3者の手を借りようと今度はキッチンをお願いしました。
結果的には、、期待値を超えて来た!
私はパントリーならパントリー、コンロ下ならコンロ下、と単体で考えてた。そこがもっときれいに機能的に整理できたらいいなと。
でも、
〇リサイクルに持って行く一時置きの袋が出っ放しなのが気になる
〇水筒カバーが一時的だけど炊飯器の後ろにあるのが気になる
〇汲んで来た水が床置き
〇もうすぐ切れそうで次に使う調味料の瓶が床置き
〇コロナ禍で冷蔵庫が一杯になるようになり、根菜はかごに入れてたのが食器棚の扉をふさいでる
とまあ、気になるとこはある。
書いてみると冷静に見れるんですが、日常ではちょっとのことだからとやり過ごしてました。
でも、パントリーを整理して、棚板の位置も変えると、
〇一番下にリサイクルゴミを置く空間ができた。
〇水筒類はボックスでまとめて収納したらいいとのこと。
(これから買います)
〇汲んで来た水を置く場ができた。
〇ストック調味料を入れる場ができた。
〇根菜のかごはリサイクルゴミを置いてた炊飯器の下へ。これで、食器棚の扉を開ける度、移動する必要はなくなった。
片付けって単体であるわけじゃなくて、つながりがある!を実感する。
そして、
空間は生み出せる!
一度、置くべきでない所に物を置くと、モノがモノを呼び、負の連鎖が起こってた。でも、良い方向に整えると、良い波及効果がある。
炊飯器の下の場所が空いたら、「じゃ、ここは何を置くんですか?」と聞いたら、「ここは何も置かないんです」とのこと。
場所が空いたら、別の何かで埋めようとするこの癖ー。
そうかー、そうしたら良かったのかー。
最近では、料理してる時、特に揚げ物とかしてると、「狭いから来たらあかん」って言ってたけど、狭くしてるのは私でした。
今回はキッチンの整理で、キッチンは消え物が多いから、前のリビングほどは思い入れのある物はないと思ってたけど、ここでも捨てられない物は同じような傾向があるなと気付く。
私が捨てられない物=私の思考癖
・人からもらった物、悪いと思って捨てられない
・環境に悪いと思うと捨てられない
・もったいない
前は食べてたアジシオも、体に良くないと分かって食べなくなってたけど、食べ物を粗末にするのはと捨ててなかった。いつのと聞かれて、10年以上前。はい、捨てますね。
コロナ禍で多めに買った強力粉、使い切れずに1つはダニ発生させてしまう。ネットで調べたら換気扇の掃除に使えると置いてたけど。それを流したら、海を汚すのでは?の指摘に、確かに。
レシピでよく見る白だしを使ってみたくて買ったものの、どう使うか分からず発酵してしまう。そんな賞味期限短いとは。
環境のことも考え出すと、あちらを立てるとこちらが立たないじゃないけど、食品ロスを考えると、海洋汚染はどうなるみたいな感じで、どっちかにデメリットがあったりする。
今回捨てたことが自分の印象にすごく残ったら、次回から新鮮なうちに使おうとする、そう思い、捨てる時は捨てることに。
(白だしはバスタオルに吸わせて捨てることに。)
結論、
・ふだん使わん調味料は使わん。
・人からもらった物でも、活用してなかったら意味がない。
・環境のことを考えて、自分の家が逼迫するなら本末転倒。
少し傷がついてたけど、使える食器も使ってたんだけど、使う度に小さなストレスを感じてた。食器自体3分の2に減らせると思うと言われて、そこまでー!?と思ったけど、とりあえず傷がついた食器を出してみるとその数16。揃いの食器が欠けるのもストレスだけど、小さなストレスの積み重ねは手放すことに。
小さなストレスの積み重ねって、意外とダメージ大きい。
その証拠に手放すとなったら、スッキリ。
他には、
・収納にレジ袋は使わない。中身が見えなくなり、使わなくなる。
・ジップロックを収納に惜しまない。
・収納をするには、ある程度プラスチックケースも必要。
最近プラスチックごみ問題が表面化してからは、ある物で収納、プラスチックケースは増やさない、として来たけど、収納用品がないと難しいこともある。プラスチックはできるだけ家の中で使うことにして、長く使うつもりで買おう。
モノの種類別でなく、用途別でまとめておくのも勉強になるー。
例えば、ペーパーナフキンとケーキの下に敷くレースペーパーを一緒にジップロックに入れていいか聞いたときのこと。
私は同じ種類の物なので、紙類でまとめようとした。
でも、用途別で収納しておくと良いとアドバイスをもらった。
つまり、ペーパーナフキンはパーティー用品、レースペーパーはお菓子作りという用途別に収納した方が良いとのこと。
ま、結果的に同じタイミングで使う場合もあるのかもしれませんが、同じ種類の物は同じ種類の物で収納していたので、用途別で収納するというのは、意外と盲点でした。
帰って来た旦那さんは、「棚板はここまで上げるのか」とか研究してました。重曹をお湯で溶かして扉とか拭いてたと言うと「そうすればいいのか~」と今度やりたい様子。
キッチンってこんなに歩けるんだ!障害物をよけずに動けるってこんなにストレスフリーなんだ!空間が生み出せるなんて、本当に魔法!
今まで、やり残した宿題がずっとある気がして、気持ち悪さがあったけど、どうしていいか分からないかったけど、これはスッキリ。
ハウスクリーニングは、費用と労力(←ほとんどやってもらったけど)がかかるけど、一度整えると、エネルギーの浪費がなくなって、生活が回り出す感覚です。