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凪の風 文章編

ここ数日ちょっと七転八倒してました
元々ライターだから
書き文章にはどうしても我心が乗る
載せろと教えられてきたし
そういうものだと30年ぐらい思ってきた

でも饒舌すぎると

そうならば私が書く言葉とは
どうであれば良いのか

分からないから七転八倒してた
書くのもちょっと怖くなってた

でも今日ついさっき気づいた

私はものを書くときにも
2種類のモードがあると

自分の声高な声に突き動かされて書く時と
自分の奥から岩清水みたいに染み出す小さな声を
頼りに委ねて書く時と

前者は我心の饒舌さだ
後者はセッション時とかその結果を伝える時、お茶を飲む時、易経をやる時によく起こる

あーこれが凪だ

凪の風を探して後は任せればいい
ちょうど今やっているように

饒舌な声高な声が聞こえている時は
時を待てば良い

いずれ風は止む

饒舌である自分を非難してはいけない
それは自分の化石である
まだ生まれてほんの60年ほどの
魂の長さからすればひよっこの
まだできたばかりの新しい化石

だからそれは時間が経って風化して
粉になってやがて凪の風に吹かれて行くまで
ただ時間がかかるだけのこと

毎日3000億個の細胞が枯れ
新たにほぼ同数の細胞が生まれるらしい
だからいつでも新参者がおり
いつでも枯れ切っていく子たちがいる

若い子が饒舌なのは可愛らしいじゃないか
だからそれを非難しなくていい
ただ笑って眺めていれば
なんとなく自分の若さを学んでいくのだから
最後はみんなが黙るのだから

やっと分かった
それで今はいい

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無為自然 凪の音 風の放浪詩人 ともこ
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