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『台湾』旅行記録#03★交通機関編②

出発前にアレコレ調べて行った『台湾』旅行。
実際現地でどうだったかを備忘録として。
『交通機関編①』のつづき

台南、高雄、台北で利用した交通機関を中心にまとめました。


≡ 「台鉄台南駅」はちょっと不便。。。

美しい駅舎は工事中。駅前はぐるーっとロータリー。
右後ろにそびえ立っているのはラグジュアリーホテル、シャングリラ
地下通路から地上に出て見た台南駅。

駅の改札は「入り口」と「出口」が別になっていて、場所も違う。駅前の大きなロータリーには横断歩道はなく、地下通路をくぐる構造だった。
この構造を知らずに、そもそも地下通路に気づかなかったために駅チカのホテルまでだいぶ余計に歩く羽目になりました。
工事中のせいかもしれないけれど、改札を出て大きなロータリーを前に戸惑ったなぁ。
ホテルのある”路”にたどり着くのに、階段を降り、トンネル内を歩き、また階段を登る。エレベーターはない。この構造はどうにかしてほしいなー。


≡ 路線バスを使ってみた (安平(アンピン)へ)

台南メインの観光地、「安平(アンピン)」に路線バスを使いました。
ICカードが使えるからバス利用のハードルは低かった。

左ハンドル、右側通行
安平方面行きの「2路バス」
左:乗車風景(前乗り)/右:車内(Wi-Fiあり)

台湾文学館(孔廟)バス停から「2路バス」を利用したけれど、このバスは市内中心部をグルグルまわって安平方面に行くルート。車で10分もあれば到着する距離に45分。おまけに満員電車並みの混雑でヘトヘト。帰りは、”神農街”近くの「協進國小」バス停で下車して15分ほどだったから、ルートを確認して乗車するバス停を決めた方がよかった。とはいえ、後になるほど混雑するバスなので、乗れない可能性はある。悩ましい。
土日祝日なら台南駅から「99路バス」に限るかも。

安平行きのバス、降車する時は観光客みんな一緒だからよかった。
問題は帰り。バス停の名前は同じだけど、降車場所とはまるっきり違う路にある。これは調べておけば良かった。
そんな訳で余計に歩いて帰りのバス亭に到着したのだけど、今度はようやく来たバスに通過されてしまう(泣)。手を振るのを躊躇したのがまずかった。立ってるだけじゃダメなんですね。

左:下車したバス停/右:帰り(台南行き)のバス停

≡ 路線バスを使ってみた (花園夜市へ)

木・土・日曜のみ開かれる「花園夜市」。(台南は、毎日やってる夜市はなく、曜日毎に開催場所が変わります。)
土曜の19時過ぎに、「0左路バス」に乗りました、、、15分弱ほどだったけど、運転はかなり荒かった。スピードも出てるうえ急ブレーキ、急ハンドルで右に左に揺れて怖かったー。たまたまでしょうか?

左:ホテル側のバス停(行き)/右:花園夜市バス停「0右路バス」(帰り)

花園夜市、ピークの時間帯には歩くのも大変なほどの賑わい。夜市はたのしいけど、高雄に行く予定もあったから、メトロ美麗駅からスグの「六合國際観光夜市(毎日開催)」でよかったかな。


≡ 台南から高雄へ

予定どおり日帰りで高雄へショートトリップ。
予め台鉄HPで検索したデータから所要時間の短い8:24 発(9:02 台鉄高雄着)に乗車。ICカードでタッチするだけ。

台南→高雄(台鉄HP検索結果抜粋)

駅には大きな時刻表、案内表示もあるけれど、 ”開往”や”経由”だけ見ても分からないし、”車種”をみてもピンとこない。所要時間がかなり違うので、調べておいて正解。帰りも最後の快速に乗車!

大きな時刻表(電子版)@台南駅

≡ 映える高雄駅~

2018年秋に地下化完了した高雄駅に到着。
びっくりするほど広い。そして美しい~
こちらで台鉄からメトロ(R11 高雄駅)に乗り換え。

@台鉄高雄駅

見学がてら地上にでてみたら、写真が撮りたくなるような映えスポットにもなっていてましたー

高台になっていて遠くまで見渡せます

≡ 高雄の交通機関はシンプル〜

ぐるっとLRTが走っていて縦横にメトロ(Red LineとOrange Line)。
LRTの全線開通は2024年1月。便利になってました!

LRTホームの案内図

≡ メトロはこんな感じ@高雄

メトロ車内は台北メトロと同じつくり。広告なし、車両と車両の間の扉なし、すっきり広々、Wi-Fiあり。飲食禁止(罰金)なのでとてもキレイ。

メトロのホーム@R10/O5 美麗駅
メトロ車内はひろびろー清潔

駅名どおり美しい。下車予定なかったので改札内から撮影。

@ R10/O5 美麗駅

≡ LRTはこんな感じ@高雄

どの車両も派手なラッピング

ホームは狭めでいつ乗っても大混雑でした。


≡ フェリーで旗津(チージン)へ

海沿いにサイクリングロードがあって、灯台から高雄の景色が見渡せる旗津。フェリーは鼓山輪渡站から日中は10分おきに運行。約5分で到着!

フェリー乗り場かと思ったら”出口”

フェリー乗り場「入り口」は意外にもこちら ⇩

”出口”の手前左手
フェリー乗船待ちの列、ICカードをタッチして乗船

行きのフェリーは乗客だけだったけど、帰りは1階がバイクの人、2階が乗客でした。

行きの船内(1階)

≡ 「普悠馬(プユマ)号」に乗りました!

予約しておいた普悠馬(プユマ)号、発車20分前までに発券が必要なので、前日までに発券しておきました。必要なのは予約番号。
台南から台北に戻ります。

自動券売機
発券されたチケット
台北駅の改札を出るときは「QRコード」をかざします。

こちらが「普悠馬(プユマ)号」全席指定のいわゆる特急です。

車内はこんな感じ
Wi-Fiなし、コンセントなし

この列車、座席番号の振り方が変わっていて、通路の右と左で奇数、偶数なんです。私たちの席は、進行方向の通路右側(25と27)、左側は26と28でした。(25と26が窓側、27と28が通路側)
発券された時は座席番号をみて席が離れてる、と思ったけど車内に入って理解しました。

普悠馬(プユマ)号、やはり人気のようでほぼ満席。早く予約して正解でした。
途中の駅で下車する人もいるけれど、乗ってくる人も同じくらいでやっぱり9割は埋まってました。

さて、乗車して気になったのは、ゴミ。座席前のポケットやら、足元にゴミが残されている。気になるなぁと思っていたら、なんと「ゴミ回収カート」がやってきました(台北到着までに2回!)。みんなそのカートにゴミをポンポン。そういうシステム?なのかな。
行きの新幹線では車内販売のカートが通ったけど、普悠馬(プユマ)号はゴミ回収カート(笑)。

≡ 台北の移動はメトロの乗り放題で

台北滞在が丸2日あったので『台北MRT48時間券』を利用しました。
購入は、kkdayアプリで。台北駅の指定カウンターでQRコードを提示すれば受け取れます。ICカードの残高を気にしなくていいのがよかった。

こちらが台北駅A1の指定カウンター
場所は「桃園空港メトロ」ホームへのエスカレーター横 @台北駅
プラスチック製のカード

旅を終えて
台湾中どこでも交通機関利用のICカード(iPASS)が共通なのは楽ですね。
いちいちチケットを買うわずらわしさがない。履歴も分かる。
列車は清潔で、定刻で、わかりやすい。
使い勝手がいい乗り放題チケットなど各種そろってる。
昔のままの『台湾』と、どんどん進化している『台湾』。
両方を感じた旅になりました!





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