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過去と相手は変えられない〜映画エイブのキッチンストーリー〜
過去と相手は変えられない
そしてそれは歴史上にされてきたこと
してきたことも。消えることはない
今日は映画をみてきました。
昨日ラジオから流れてきた映画の話で
気になった作品で。
速攻調べて予約してみてきました。
『エイブのキッチンストーリー』
ブルックリン産まれの主人公のエイブの家は
パレスチナ系の父とイスラエル系の母をもつ
両祖父母も一緒に集まると
いつも宗教の違いで対立が起きる。
宗教て、アイデンティティ
その人の人生において何を信じて
生きていくかの上で大切なもので
それを信じて成り立つというか。
それぞれの正義がある
だからこそ相手の正義は
間違っているし相入れれない。
今までされてきたこともある
奪いうばわれ、虐殺、戦争
土地の奪い合い
歴史上繰り返されてきたことでもある。
それらの出来事から
宗教という鎧をつけて
相手と対峙する。
主人公はそんな家族の間に立たされて
フュージョン(調和)しようとする
得意な料理で。
ブラジル人の料理人チコと出会い
フュージョン料理に出会い
そこから、どんどん変わっていくエイブ。
エイブの作る料理で
家族をフュージョンできるのか?
という話でした。
正義や正しさは時に人を激しく
傷つける
正しさを持ち寄るより
優しさを持ち寄って、
それぞれのいいところを認め合える世界ができたらいいのになと。
ただ、やはり宗教の問題は根強いなと。
アイデンティティを脅かされる
それは何よりも恐怖なのだろう。
本能に組み込まれてるのかもしれないなと
おもった。
私自身無宗教だし、その感覚は
わからないけど。
でも普段自分が正しいと思って
押し付けてしまっことて、どんな人でもあると思う。
I'mOK、Your OK
私はこの言葉が好きだ。
私もいい、あなたもいい
それぞれでいい。
これからの時代きっともっと多様化が
進む、そんなとき、自分だけの正義を
振りかざしていては、ダメなのだ
違いを認める。
その先にあるものを大事にしていきたいなと
思った映画でした。