特に将来を嘱望されていたわけではない音大出が、音楽業界に居座り続ける方法 ③ 助成金
私が音楽家として仕事をしていくとなると、障害となるのが収入源。前回の投稿のように、教える、プロオーケストラやアンサンブルでの活動が難しい身として、どのように活動すべきか、常に模索してきました。
また、私と相性が良いと感じているのは病院、図書館、美術館といった公共の場でワークショップを提供することなので、利用者さんたちから直接チケット代をもらい続けることが難しい(できれば、自分から進んで音楽を聴きに行ったりするタイプでない人々にも楽しめたり役にたつものを提供したいので)ため、そういう活動を通して収入を得るには、助成金のシステムが一番合うのではないかという結論になりました。
そういうわけで、最近は助成金について、いろいろと調べております。
調べているうちに判明したのが、「助成金と補助金って、区別して考えたことなかったけれど、違うものだったのね〜」ということ。 どうでも良い気もしますが、一応違いを記録しておきます。
「アーティスト用の助成金申請の書き方」みたいなのを英語で検索すると、「Grant Writing」と出てくるので、「Grant=助成金」、かと思いきや、日本語で補助金に当たるものもGrantとなっていたりで、若干直訳はできない感じです。
表にすると以下のような感じですが、
「補助金」と名前がついていても助成金的な機能があったり、その逆もあるようで、結局は募集要項をきちんとみるようにするというのが大切なようです。
参考資料
https://financenavi.jp/basic-knowledge/grants-_subsidies_differences/
https://smallbusiness.chron.com/grants-starting-home-daycare-14778.html