クリエポ出展感想レポ
皆さまこんにちは!CoccoLemonです。
先々月にクリエイターEXPOに参加させていただき、いろんな企業さまと名刺交換とお話をさせていただきました。
自分のイラストのニーズがどこにあるのか、改めて考えるきっかけにもなりました。
初めてのnoteの記事執筆ですが、今回はクリエイターEXPOに出た感想を自分の心の整理のためにも書かせて頂こうと思います。
出展のためにかかった費用はざっと30万円ほどだと思います。
参加しようと思ったきっかけ
クリエイターEXPOに参加しようと思ったきっかけとしては、イラストのご依頼をリピートで継続していただくことが少ないこと、広告案件などで提案のお声がけいただくことはあるのですが、落ちてしまう事がほとんどです。
なかなかイラストで安定して収入に繋がらないことが悩みでした。
そして収入の不安定さは心を蝕みます。悩んでいても状況が好転することは少なく、自分のお尻を叩く目的でも大きなイベントなどに人の目に触れる所に出る必要があると考えておりました。
クリエイターEXPOは普段知り合うことができない企業さまと繋がること、自分のイラストがどの様な場面で必要とされるのか可視化したい気持ちもあり、家族の承諾を得て今回参加を決めました。
出展経験のある友人にも相談しつつ参加準備を進めました。
いろんな方々のnoteのクリエポ出展レポを教えてもらい、参考にしながら テーマは一つに絞る!と早々に決めてメインビジュアルの大体のイメージも早く決まりました。
瑞々しい果物を描く
普段のお仕事では美容や女性向けコンテンツでお声がけいただくことも多いのですが、美味しそうな食べ物はどんな時でも需要があるのでは、と考えたことと 初夏で瑞々しい果物は気持ちがさっぱりして目に留まるのでは と考えてメインビジュアルのアピールポイントは食べ物・果物にしました。
というのも、ここ3年ほどは果物をテーマに描くことを意識していました。
それ以前は、自分のイラストに一貫性がないのが悩みで、自分の弱みだと考えていたため テーマを決めて描いていたのです。
3年ほど前に、イラストレーターの中村佑介先生に作品を講評していただく機会があり、食べ物を描くようにしてみたら とアドバイスをいただけたのもきっかけでした。
食べることは大好きなので、果物は描いていて筆が乗ること、
以前果物のイラストを描いたときに『食欲が湧いた』と感想をいただけたのをヒントに、キャッチコピーも考えました。
『食欲が湧く色彩表現 瑞々しく暖かみのあるイラストをお届けします!』
自分のイラストは色彩表現が売りだと考えていたので、ただ色が綺麗なだけではなく
・食欲が湧くこと
・瑞々しく感じる表現
・ほっとするような暖かみを感じることができる色
このような文言は自分のイラストを形容するのにぴったりではないか と考えました。
実際にこのキャッチコピーを見て、足を止めて頂き声をかけてくださる方も多かったです。
ブースについて
角でも大きい通路沿いでもないのですが、人通りはまずまずと言ったところでした。
まず、出展するという大きな目標を達成するだけで精一杯で ブースをどう飾り、人の目を惹きつけるかまでしっかり準備し、万全に考える余裕がなかったので反省点が多いです。
目立ってこそ!なので、大人しすぎたなぁと感じています。
またキャッチコピーはパネルか、タペストリーに大きく印刷してもっと目立たせたかった、と出てみて感じました。
液晶画面を使ってイラストを用いた動画を流す作家さん、パネルの使い方が映えて目に止まる作家さんなど、
実際に他のブースの方を見て回ってみて、勉強になる部分も多く、沢山写真を撮らせていただきました。
また、パンフレットには代表的なこれまでの実績、その他は個人制作のイラストを入れました。
パンフレットを見ている方は個人制作に触れる方はほとんどおらず、もし入れるなら モックアップなど商品がイメージしやすい形に変えて載せた方がよかったな、と考えています。
商談する際にお見せするポートフォリオファイルには、少しだけモックアップを入れていました。そのページを開けると反応くださる方が多かったです。
一枚絵をべたっと貼って見せても、その先の商品やコンテンツへどう繋げるかがすぐ見てわからなければいけない、と出てみて痛感しました。
当たり前ですが、企業様の役に立つようなイラストや提案を用意できていなかったな、と感じています。
今後について
来年も出ることを決めており申し込み済です。来年に強化したい内容もある程度固めています。
・パンフレットの構成:自分の絵を商品として提案する・使う際のイメージをしやすいように安心してもらうこと
・イラストを用いたサンプルの制作:実物があると強い(アクスタやキーホルダーなど?)
・出来るか声をかけてもらったが、お見せするサンプルが無いと伝えてしまったものの制作。(アナログのイラスト・モノクロ絵)
・お声がけいただいた企業様の傾向を見て、よりサンプルを強化
また、今回名刺交換した企業さまは30社ほど(多分少ない方です・・・)でした。
ここまで一度に企業様と話して、自分を売り込んで、名刺交換することはなかったので3日間がとても濃く感じました。
出てみて2ヶ月(現在2024年9月)経ち、実際に金銭的なやり取りが発生している企業様は2件様で反省点は多々あるものの、出展費用分は頂くことができました!
また、今後ご依頼を考えているとご相談いただいた企業様は2件となりました。
1つ1つのご縁を大事にして、企業様の役に立てる様なイラストをお届けしたいと思っております。
お越しいただいた皆さま、足を止めてくださった企業の皆さま、本当にありがとうございました!