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このころ、 I pray for your safety

昔、米系企業のOLだった頃、ロシア人の女性が上司だった時期があった。戦争が始まってからずっと、彼女は戦争反対とウクライナ支援の姿勢をFacebookで表明していた。あれ?最近投稿見てないな、と思ってチェックしたら、アカウントがない。えっ!と心配していたら、アメリカにいる友人から、ロシア国内では、現在Facebookが使えなくなっているらしい、との情報が。はー、とりあえず良かった…..でも、まだまだ安心できない。とにかく彼女の無事を祈る。

背がすごく高くて、美しくて、おしゃれで仕事のできるパワフルな女性だった。東京で一緒に働いていた時、彼女が3人目のお子さんを妊娠している臨月に、大事なミーティングが出産予定日に重なってしまった。そしたら、自分の上司に向かって「大丈夫!2時間で産んで戻ってくるわ」と言い放ったのです。「いや、でもそれはちょっと….」と上司(アメリか人男性)が言い淀むと、「You've never done it!」って叫んでた。「だって産んだことないじゃん」ってさー……今だと、逆にセクハラ?笑 (・∀・;)
彼女のガラス張りのオフィスにちっちゃなゴキブリが出た時、「Ah! コックローチ!」とめっちゃ可愛く呟くや否や、履いていたスリッパを素早く脱いで、バッチーン!と叩き潰したりとか……目が点になって立ちすくむオイラ…. ( ⊙⊙)!!
ホームパーティにもよくよんでもらったなー……バブル真っ只中の、バブル地区碑文谷のドでかいマンション。今となっては夢か幻のようである….思い出って、取り出した時だけ光るガラス玉みたいね….(遠い目)
でもまー、兎にも角にも、パワフルでしたわー。すごい、体力が違う….って思った瞬間が何度もありました。

深く踏み込んで話したことはないけど、彼女は、若い頃母国を脱出して、私が知り合った時には、アメリカで長く仕事をしていて、その後東京に転勤してきて、一緒に働き、東京で転職してしばらくしてから、母国に帰ったと聞いていた。
「国を出てきたとき、大好きな祖母の写真を一枚も持ってこれなかった。でも、彼女との思い出はずっと心の中にあるからいいの」って言ってたなぁ…..私には想像すらできない人生の道のりだっただろう。

今回、Facebookで彼女の投稿を見れなくなってしまったら、メールアドレス知らない限り、なんの連絡も取れないのな。SNSの儚さを思い知らされました。SNSって、こちらが利用しているつもりで、利用させられているんではないのか?

ってなことを考えながら過ごす今日この頃、最近また右腕が痺れてきて痛い、油断すると腰も痛い。
こうやって、
あちこち

痛くなっていくのねーー! ( TДT)


(60代の叫び)


「あのころ、歌う育児生活」
https://note.com/tomoko38/m/m02e9daf0af75
「このころ、夜空には虹」
https://note.com/tomoko38/m/mda7b809f3c4f
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