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ふみの日

7月を旧暦では、文月と呼びます。毎年7月23日は文月のふみの日として、手紙に親しんでもらうため、記念の郵便切手が発行されるなど、様々なイベントやキャンペーンが行われています。

紫式部の源氏物語には、二百七十一通もの手紙が、物語の重要な場面で登場するそうです。その中に、筆の跡は千年の後も賛美されるであろうという手書きの文字の美しさを讃える和歌が出てきます。

さらに、どのような色の和紙に書かれているのか、どのような香りがたきこめられているのかなど、手紙の筆者の心情や心遣いをくみ取ろうとする、雅でこまやかな描写も出てきます。

現在は科学技術の進歩により、効率的で迅速な、メールやLINEなど多く使われています。

一方、手書きの手紙にはメールにはない良さ、温かみなどが感じられるものです。

状況に応じて選択し、手書きの手紙にも親しみたいものです。

時には離れて暮らす家族や友人に手紙を書いてみませんか。

手紙には、メールやLINEにないほんとに温かみがあり、またその返事も手紙で頂く場合もとても心温まります。

Himarayaでラジオ配信中

手紙を見直しましょう 
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