「できないこと」を知る
(※この記事は2024年2月「1ヶ月間毎日ブログ書くぞ!」企画の記事です。)
みなさん、こんにちは。
インドネシアでメディア広告事業を経営しています、長谷川と申します。
今日は「できないこと」を知ることで、人生もっと生きやすくなるかもという話です。
「できること」よりも「できないこと」の方が多い
「あなたはどんな人ですか、自己紹介してください。」という質問をされた時に、だいたいの方は「私は〜〜ができる人です」「私は◯◯をやったことがあります」「私はX Xが好きです」といった話をすることが多いと思います。自分の就職活動の時もそうでした、「私はピアノが弾けます」「サプライズパーティを企画するのが好きです」「初対面の人と友達になるのが得意です」みたいな自己紹介をしていました。
そうなんです、自分のことを他人に説明するときは「できること」「好きなこと」「得意なこと」などを挙げることで、相手に自分がどんな人か理解してもらうのが一般的ですし効果的な自己紹介になります。
でも、自分自身が自分のことをよく知るためにはどうでしょう?「できること」「好きなこと」「得意なこと」だけを挙げてみても、実はそれは自分自身の氷山の一角を説明しているだけなんです。実際は「できないこと」「嫌いなこと」「不得意なこと」の方が遥かに多く存在していて、そこを自分自身がしっかり見えるようになると、より本当の自分の大きさ、形が見えてきます。
「できないこと」をなるべく細かく書き出してみる
ということで、実際に自分が「できないこと」「不得意なこと」などを書き出してみます。
と、いくらでも「できないこと」が溢れ出てくるのですが、これらを「今の生活(仕事、プライベート)に必須」「できたら良いけど、急ぎではない」「今後もそこまでできる必要がない」に分類していきます。そうすると、自分が「できないこと」への解決法、対処法がより明確に見えてきます。
解決法1: 「できないこと」は「できる」人に助けてもらう
まず自分が「できないこと」のうち「今の生活(仕事、プライベート)に必須」について改めて並べてみます。これらは「できない」ながらも何とかしないといけない事ばかりですので、誰か「できる」人を探して助けてもらう、学ばせてもらうというう発想が生まれてきます。
もちろん、自分が「できる」ようにスキルアップする、勉強するという解決法もあります。ですが、ほとんどの場合「できる」ようになるまで相当の時間コストがかかることが多く、その習得だけに時間を投資できない、または投資しても期待されるレベルまでの「できる」にならないことも考えますと、やはり数多くの自分が「できないこと」を知り、それらを自分よりも「できる」人たちに助けてもらうように考えていくのが、結果的に自分と周りの人たちのチーム力による「できること」の総数を増やす秘訣だと考えています。
解決法2:どこかで余裕ができたら習得のチャンスを伺う
「できたら良いけど、急ぎではない」こと、これらについては緊急ではないのですが、いつか「できる」ようになると人生がもっと豊かになりそうということでして、どこかのタイミングで隙あらば習得・克服したいリストとしてキープしておきます。自分の場合は、まさに「活字(読む、書く)のが苦手」というのが慢性的に付き纏っているので、今回のブログ企画で少しでも苦手意識を減らしたいという思いがあります。
解決法3:一生気にしない
「今後もそこまでできる必要がない」ことは、そこに分類された瞬間に一生気にしなくてOKです。
意外と食わず嫌いなだけもある
実は自分の「できないこと」リストの常連に「料理」というのがありまして、生まれてから去年の夏まで約43年間、「自分は料理ができない人なんだ」と思い込んでいて「できたら良いけど、急ぎではない」というところに分類していたのですが、去年とあるきっかけでダイエットに挑戦することになりどうしても自炊をする必要性に迫られてYoutubeを観ながら見よう見まねで料理をしてみたら、意外と「できた」ということがありました。もちろん、人様に振る舞えるほどの「できる」ではないのですが、自分が美味しくいただくには十分「できた」でしたので、それ以来自分の「できないこと」リストから外しています。このように、できないと思っていても食わず嫌いなだけで、いざ思い切ってトライしてみると「できること」に仕分けし直しされることも多々あると思います。「できない」と思い込んでいたことが「できる」になった瞬間に自己肯定感も上がって少し人生の幸福度が上がりますので、余裕があるときにあまり自分に大きな期待をせずに「できないこと」にも挑戦してみてください。
企画3日目の記事も書くことができました、また明日もお楽しみに!