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特別定額給付金のオンライン申請の功罪。
今回の給付金のオンライン申請、最大の罪は、「電子申請は面倒だ」「不備が多いし使えない」という印象を自治体職員に与えたことです。
国は時間がない中、準備してくれたのでしょうけどテストくらいできますよね?
国のシステムの品質基準ってこの程度ですか?これがプロの仕事ですか?
初期のリリースは、シリアル番号のミスは別として、金融機関のUIも用意できてない、添付なしでも申請できるという、白紙の用紙とほぼ変わらない仕様でした。政府CIOサイトにサービスデザインのコンテンツが有りますが?
アジャイルとか走りながらとかいいますが、言葉は良いですが、数百万以上のユーザで拠点が1700を超えることを想定したシステムにしてはお粗末すぎます。
今回の最大の功績は、オンライン申請に国民のニーズがあることが国も自治体もわかったことです。壮大な社会実験で、課題を洗い出された。アンタッチャブル的な法律や制度の見直しの議論も生まれた。そして笠間市や加古川市のような電子申請で工夫する自治体も出てきた。
給付金の初期のオンライン申請のUIはダメダメだったけど今の制度の中でできる仕組みを用意して便利になってる。金融機関、支店を選べるようになった。口座実存確認もできるようになる?(口座の写真をつける必要がなくなる?AIOCRをぴったりサービス側で実装してくれたら)論理的チェックをきっちりやれば不備は減らせる。
郵送申請でAIOCRやRPAを駆使して処理してますが、きちんと設計されたオンライン申請には勝てません。
紙だと紙面の広さを意識しなきゃですがオンライン申請は制限ないし。
紙だと自由に書いて不備も多いけどオンラインなら入力時にチェックできて不備が減らせる(申請後の工程が楽になる)
とてもとても素晴らしいです!!
自治体としてはぴったりサービスや電子申請をどんどん使っていくようにしたいと思います。
国はどのOSから申請されたかのデータを公表してくださいね。スマートフォンをターゲットにUIを設計したいので。