BEDROOM TRACK BY TRACK 1.夢心地
夢心地という曲です。この曲は去年の暮れ頃にアイデアはあったんですが、実際に曲を作り始めたのは3月に入ってからで、曲は1時間ぐらい詞は30分ぐらいで書いたような気がします。
しかしそのアイデアというのは(ネタバレになっちゃうんであんまり書きませんが)出だしがあの音で始まるっていうアイデアだけで特に曲の中身に関するアイデアはありませんでした笑。(まあこの音で始まるっていうのもちゃんと元ネタがあるんですけどね)
ちなみにこの曲、アルバムの発表をする1時間前ぐらいまで曲名が決まっていなかった曲でもあります。最初、歌詞を書くときに題材にしたのが作詞時期と同時期に買ったパソコン、ThinkPadで、そういえばThinkPadって元々IBMって会社から出てたよなあってことで仮タイトルは“IBM”だったわけなんですが、そこから歌詞の内容が少しSFチックになったので、仮タイトルが“SF”になったりして(笑)、結局全く関係のないタイトルにしようってことで「夢心地」というタイトルになりました笑。ちなみに曲に夢心地感は全くないと思います笑。
曲に関してはドラムをビートルズっぽい感じで60年代ガレージっぽいサウンドを目指しました。2回目の間奏はちょっとザ・フーっぽいですね。エンディングで1オクターブ離れた音でギターを重ねて弾くのはスピッツの「空も飛べるはず」っぽいイメージです。
遠い山の向こうから
暗い闇の向こうから
歌声が聞こえてくる
少しずつこだまするよ
青い空と歴史並べて
ありふれた日常へと
吸い込まれる僕たちは
なんとなくたどり着いた
春と波を飛び越えて
水たまり映った顔
初めて見る僕の顔
横には溢れる勇気
後ろには見知らぬ影
遠く空に日射し傾いて
海の前に僕ら立つ
計算された景色とか
計算された水面から
飛んで行くトンビ跳ねた
それも全てこれが創り出す
明日僕が生きる世界も
そして世界全て壊れだす
何気なく見たその花
触れば散り出しそうで
少しだけでいいからさ
逃避行始めようか
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