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東京ばな奈が東京土産の定番になった理由をトレースしてみた
先日に東京ばな奈のマーケティングトレースを行いました。
こちらがマーケティングトレースシートです。
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みなさん、東京ばな奈にどのようなイメージがありますか?
自分のイメージを正直にお伝えすると…
「東京ばな奈」はド定番過ぎて、自分ではあまり買いたくない…
でした。
しかし、よくよく考えると、
「東京お土産のド定番」
になっているの凄いよな…
と思って調べてみると、
・東京ばな奈は1991年に作られて30年以上も売れ続けているロングセラー
・大元のグレープストーンは、シュガーバターの木、鎌倉五郎本店など、東京のお土産の定番を連続的につくり出している
など、これはトレースして裏側を解き明かさないといけないブランドだとなりました。
マーケティングトレースをしてみて、マーケティング視点でも学びが深かったので実務に活かす視点を共有できればと思います。
定番をつくった視点1. 親しみやすいバナナを選択
下記の記事を読むと、東京ばな奈がド定番になるためにとった戦略を理解することができます。
東京には日本各地から人が集まってきますよね。だから「地のもの」にこだわるのではなく、むしろ出身地を問わず誰もが「親しみ」や「懐かしさ」を感じる食材をベースにしようと発想を転換したんです。その結果として辿り着いたのが、「バナナ」という食材でした。