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"PARKLIFE PRODUCTIONS"の由来について

"PARKLIFE PRODUCTIONS"という名前は、美穂さんと二人で何ヶ月も考えて決めた屋号です。
2022年7月14日、いくつかの候補の中から最終的にこの名前を選び、その日の夜にインスタグラムのアカウントを作りました。

ここでは"PARKLIFE PRODUCTIONS"の由来について、忘れないうちに記録しておきます。

由来1:音の響き

ロンドン出身のロックバンド"ブラー"は、1994年に3枚目のアルバム"Parklife"を発表しました。
僕がこの作品に出会ったのは確か14歳くらいのときで、作品が発表されてからすでに10年が経っていました。

正直なところ、今も当時も僕はブラーの熱心なリスナーではありません。
僕がよく聴いている音楽はレディオヘッドやビョークや阿部海太郎であり、もし好きな楽曲を屋号にするのであれば、"Daydreaming"あるいは"No Surprises"にしていたと思います(一度、美穂さんに「屋号を"No Surprises"にしてみない?」と提案したところ、「わかりにくいし覚えにくい」と一蹴されました)。

なぜ、数えられるほどしか聴いたことがない"Parklife"が事業名称になっているのか。
その理由のひとつは、「パークライフ」という不思議な言葉が14歳のときから心の片隅に居座っていて、つい口に出して言いたくなるようなその音の響きに惹かれ続けているからかもしれません。

ロンドン出身のロックバンド、Blur
Radiohead



由来2:牧歌的な風景

本来"parklife"という言葉は存在しない単語であり、ブラーのデーモン・アルバーンが作った造語と言われています。
"Parklife"の歌詞では「みんなで手を取り合って”パークライフ”へ向かおう」と書かれていることから、僕はparklifeを「ポジティブな雰囲気のある架空の場所」「牧歌的な風景」「自由の象徴」という意味で捉えています。
私たちの畑と鶏舎がある西小磯の谷戸は、まさに僕にとってparklifeのような場所です。

PARKLIFE PRODUCTIONSの畑と鶏舎のある神奈川県中郡大磯町西小磯の谷戸の風景



由来3:サーフポイント

私たち夫婦にとってサーフィンは生活の一部です。
サーファーではない方には理解しにくいかもしれませんが、サーフィンは人生においてとても重要な生命活動です。
死ぬまでサーフィンをするために、私たちはできるだけ健康的な生活を送り、海の近くに住み続けています。
そして、茅ヶ崎にある私たちの住居から一番近いサーフポイントの名称が「パーク」です。

畑を大磯に持ちながらも茅ヶ崎に10年以上住み続けている理由は、茅ヶ崎の住人たち(主にサーファー)が魅力的だからです。
彼らは常にリラックスしていて、明るく、穏やかで、良い意味で適当な性格と自由への探究心を持っています。
僕はそのような茅ヶ崎での生活を"parklife"のように感じています。

茅ヶ崎の海


由来4:Parklife Massage


僕はPARKLIFE PRODUCTIONSを始める5年前から、複業でマッサージ業を営んでいます。
セラピストとしてお客様のご自宅に訪問し、指圧やオイルでリラクゼーションを目的とした施術を行なっています。
2016年に麹町の鍼灸師圧治療院で勉強し、そのあと横浜のインターコンチネンタルで専属セラピストとして勤務し、2017年に個人で訪問マッサージを始めました。
そのマッサージ業の屋号は、"Parklife Massage"です。

この事業の屋号で”Parklife"を取り入れた理由は、上記由来1〜3と同じです。養鶏・農業土木の活動でも"PARKLIFE"を取り入れたのは、「Parklife Massageとして6年活動しているけれど名前に関して特に後悔していないから」という理由も大きいです。

「麹町はり灸師圧治療院」で指圧の基礎を学びました。籍を入れていなかったので旧姓です。


以上の4つの由来から、"PARKLIFE PRODUCTIONS"という農家にしては文字数の多い屋号を名乗っています。
私たちの平飼い鶏卵やホーリーバジルを手にされた多くの方々に、"PARKLIFE"の景色を想像していただけると嬉しいです。